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【呪術廻戦/アニメ版】1話の感想 : おじいちゃんの言葉を呪いと言い換えるシーンが良い

はじめに

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)を初見で見ながら、思ったことをネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

第一話は「両面宿儺」がタイトル。ちなみに宿儺は”すくな”と読むようです。

オープニング前の意味深なシーン

主人公っぽい髪の毛がピンクの男性は両手を繋がれています。その主人公に対して「おはよう、今の君はどっちなのかな?」と目を黒い布で覆った髪の毛ツンツン兄さんが言います。繋がれていることに慌てる主人公に対して「君の、秘匿死刑(ヒトクシケイ)が決定した」と言ってオープニングが始まります。

廻廻奇譚

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オープニング曲は廻廻奇譚というようですがかっこいいサウンド。

主人公は虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)

祖父が入院している主人公の男性が「じいちゃんどうしてます?」と看護師さんに聞くと、電話越しにおじいちゃんは放っておいて欲しいのか怒鳴っています。それを聞いても主人公は「明日の夕方行きます」と看護師さんに伝えるシーンから始まります。

シーン変わって、黒髪のお兄さんが百葉箱を開けるも何もないので電話でそのことを報告。すると電話口の男性が「取り戻すまで帰ってきちゃだめだから」と言って切ると、黒髪兄さんは「今度マジで殴ろう」と言いながら夜の校庭を探しに行きました。

翌日なのか、心霊現象研究部というところで主人公はコックリさんをしています。同じ部屋には佐々木先輩と呼ばれる眼鏡女性と井口先輩と呼ばれる目が細い男性、そして虎杖悠仁(主人公)の3人。虎杖で”いたどり"って初めて聞きましたが確かに変換で出てきますね。

虎杖は陸上の才能があるようで、陸上部顧問は心霊現象研究部から引き抜こうとしますが、勝負を決める陸上対決で虎杖の圧勝。

佐々木さんは「陸上部の方がいいのでは?」と言うも、虎杖は「17時までに帰りたいからさ。先輩が良いならいさせてよ。結構気に入ってるんだ、オカ研の空気」と返す。それを聞いてうれしそうな先輩がかわいい...

おじいちゃんの言葉

帰ろうとする悠仁と先ほど百葉箱をあけていた黒髪兄さんがすれ違いますが、その際に虎杖が持つ(呪物の気配)を感じて呼び止めるも気づかす走っていきます。

虎杖は花を買って、病院に持って行くも虎杖の祖父は「いちいち花なんて買ってくるな!」と怒りますが、「じいちゃんじゃなくて看護師さんにだよ」とサラッと返す虎杖。ええ奴やな...

おじいちゃんは背を向けながら「ユウジ。お前は強いから人を助けろ。手の届く範囲でいい。お前は大勢に囲まれて死ね、俺みたいになるなよ。」と言いますが、それを最後に息を引き取ったようで、虎杖は「じいちゃん、死にました」と涙をこらえてナースコール。ここが早速泣ける...

伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の登場

虎杖に対し、「ジュジュツコウセンのフシグロ(伏黒)だ。少し話がしたい」とさっきの黒髪兄さんが病院にやってきます。探している物の写真を見せ、返せと迫るも「(確かにそれを)拾ったわ。俺は(返しても)いいけど先輩らが気に入っているんだよね」と虎杖は言います。

ここで伏黒は

  • 人間の負の感情が呪いの源になる
  • 魔除けのための学校や病院に呪物を置く習慣がある
  • お前が拾ったのもその呪物
  • しかし古くなった呪物は今や呪いを招くエサ

という情報を伝えます。それを信じない虎杖は、今は空き箱しか持っていない&中のものはオカ研にあることを伝え、「そういえば今日の夜にお札をはがすと言っていた」と呟きます。すると、伏黒はゾッとしながら「そいつ、死ぬぞ」と返します。

ピンチの先輩

シーン変わって先輩二人は巻かれている紙をはがすと、中には人間の指が入っていました。そして封印が解けたのか妖怪が出現。
妖怪は先輩達に攻撃をし、攻撃の一環なのか佐々木さんは妖怪に胸を揉まれているように見えるのが笑える。

伏黒は妖怪を倒すために、白い犬と黒い犬を式神として出現させ、妖怪に攻撃をしかけます。そんな激戦と離れて外で待たされていた虎杖は、おじいちゃんの「お前は強いから人を助けろ」と言われた言葉が頭に浮かび、伏黒の助言を無視して校舎の中に入ります。

苦戦する伏黒がいるフロアのガラスを割りながら外から飛び込み

じいちゃんは正しく死ねたと思うよ こっちのは間違った死だ

と心の中で叫びながら妖怪にグーパンチ、佐々木先輩を助けます。

伏黒は「なんで来たといいたいところだが、よくやった」と褒めます。 

覚醒

妖怪が見える虎杖に対して「お前怖くないのか?」と伏黒は問いますが、「怖かったが、人はまじで死ぬ。自分が知ってる人くらいは正しく死んで欲しい」とおじいちゃんの死と重ねて返します。

敵はまだ残っていたようで、天井から巨大な妖怪が出現。伏黒は虎杖達を逃がして自分が攻撃を受けます。
それでも虎杖が助太刀をしてくれるので「逃げろ、呪いは呪いでしか倒せない」と忠告するも「こっちはこっちでメンドクサイ呪いがかかってるんだわ」とおじいちゃんの「人を助けろ」という言葉にかけた名言を披露。

苦戦する虎杖は自分に呪力があれば全員を助けれると思い、伏黒の静止を振り切って特級の呪物と言われていた指を食べます。

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指を丸呑みする虎杖

すると覚醒したのか、腕一振りで怪物を倒し、「やはり光は生で感じるに限るな」と別人格のように頬に口が開いて悪そうな笑いを浮かべます。それを見た伏黒は「特級呪物が受肉しやがった」と言います。 

一方で虎杖は「人の体で何してる?」と別人格をケロッと抑え込みます。
が、伏黒は「お前はもう人間じゃない。呪術規定に基づき、お前を呪いとして払う」と戦闘態勢。ここでエンドロール。

終わりに

おもしろかった。

最初のシーンにある「今の君はどっちかな?」は、別人格の化け物か本人か?という問いだったんでしょうね。
おじいちゃんがいきなり亡くなってしまいましたが、声を震わせながらナースコールする主人公にグッときました。あと、妖怪が思ったよりキモくて子供には見せたくないという鬼滅の刃感があります。

次回はあのキャラが登場です。