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【呪術廻戦/アニメ版】19話の感想 : サンキューソーマッチベストフレンド!

はじめに

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)を初見で見ながら、思ったことをネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったセリフやシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

第十九話のタイトルは「黒閃」。前回は以下で花御が団体戦会場に出現しました。

狗巻の奮闘

伏黒、狗巻、賀茂は花御の攻撃である樹木に追われて屋敷を逃げ回っています。ここでの足音がステレオですごい...
近づいてきた花御に狗巻が呪言で動きを止め、賀茂は”百斂 穿血”という技で花御の顔に傷をつけます。それを見た伏黒は『俺とやった時は全然本気じゃなかったのか?』と驚きます。

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花御の動きを止める狗巻先輩
花御が接近してくる度に狗巻が「トマレ」と呪言で止めていたからか、狗巻は限界を超えて口から血を吐きます。
それを見た伏黒は前に出て攻撃態勢を取りますが、狗巻が「高菜」と言いながら伏黒の肩を叩いて花御に歩み寄り、「ブットベ」と言って花御を吹き飛ばしてその場に倒れます。狗巻がかっこいい....

屋根の上まで飛ばされた花御の背後には真希が忍び寄って参戦。伏黒に忍ばせておいた特級呪具にて、真希は花御を攻撃します。
花御は「確かにこれは良いものだ」と武器を評価するも、伏黒と真希に反撃を加え、伏黒は呪力を使うと身体が蝕まれる植物を植えられてしまいます。それでも呪力を使おうとする伏黒に、真希は察して「止めろ、選手交代だ」と言えば空中から虎杖と東堂が登場。

東堂は虎杖に、「いけるか、マイフレンド」と問えば虎杖は「おう」と返します。ここでオープニング。

虎杖の黒閃

西宮が負傷した狗巻と賀茂を回収しながら、「頼んだよ、東堂くん。強いだけが君の取り柄なんだから」とエールを送ります。

伏黒は虎杖に戦わないように言うも、虎杖は「大丈夫」と返します。その返しにハッとする伏黒に、東堂が「気づいたようだな。羽化を始めたものに何人も触れることは許されない。虎杖は今そういう状態だ」と言うので、伏黒は諦めて「次死んだら殺す」と虎杖に託します。 

パンダが負傷した伏黒と真希を回収していき、虎杖は「そんじゃあ死ぬわけには行かないな」と戦闘態勢。東堂は「俺は手を出さんぞ。お前が黒閃を決めるまでな。」と言います。

虎杖は花御に「一つ聞きたいことがある。お前の仲間にツギハギ面の人型呪霊はいるか?」と問うと、花御は「いる といったら?」と返します。虎杖は怒りで震えながら花御に攻撃をしかけますが、東堂は虎杖にビンタをし「マイフレンド。友を傷つけられ、そしてなにより親友である俺との蜜月に水を差され、お前が怒髪衝天に陥ってしまうのはよく理解できる。だがその怒りお前には余る、今は収めろ。」とアドバイス。

虎杖に東堂は「消えたか、雑念は?」と聞くと、虎杖は「ああ、雲ひとつねぇ。サンキューソーマッチベストフレンド!」と笑います。本当に親友になってる...!!

ここで東堂が黒閃を“打撃との誤差が0.000001秒以内に呪力が衝突した際に生じる空間の歪み“と解説し、「黒閃を狙って出せる術師は存在しないが“経験したもの”と“そうでないもの”の呪力の核心との距離に天と地ほどの差がある」と言います。(ここで猪野/庵 : 未経験 , 五条/七海 : 経験済 が対比されるアニメーション)

虎杖は花御に黒く光るパンチを打ち込み、東堂は「ふっ、なったな」と笑います。そして、東堂は虎杖に「今のが黒閃、呪力の味を理解したのだ。お前は今まで口に入れたことのない食材をなんとなく鍋に入れて煮込んでいるような状態だった。だが黒閃を経て、呪力という食材の味を理解した今、シェフとして三秒前の自分とは別次元に立っている。」と言い、「コングラッチュレーションブラザー。お前は強くなれる」と祝福します。 

虎杖&東堂VS花御

ここで東堂も参戦し、「さぁ、調理を始めようか」と虎杖と同じポーズを取れば、花御は「どうやらあなた達には 多少本気を出した方がよさそうだ」と言いながら左手の布を外して本気モード。  

ここから花御の壮大な攻撃が始まりますが、圧倒的なアニメーション。巨大な樹木の中を虎杖と東堂は駆け抜けて花御に攻撃をあてます。
花御も負けじと二人の足場を奪って攻撃をしかけるも、虎杖と東堂は息のあったコンビネーションでかわし、花御は「あれをかわすか」と驚きます。それと同時に「しかし...なんだこの気持ちは」と言いながら花御の回想シーン。

花御は真人に「もっと正直になりなよ。戦いという今現在をもっと楽しんだ方がいいと思うよ。俺たちは理性を獲得したかもしれないが、それは本能を逆らう理由にならない。魂は本能と理性のブレンド、君の魂は少し窮屈そうだ。花御ってさ、本当はもっと強いんじゃない?」と言われたことを思い出します。一面を花にする技を披露し、それを避ける虎杖と東堂を見ながら花御は『真人 私は今 戦いを 楽しんでいます』と笑顔を見せます。

虎杖との掛け合いの後、東堂は「では俺の術式を解禁する」と花御を睨みながら虎杖に伝えてエンディング。

終わりに

「TVアニメ『呪術廻戦』PV第4弾」という動画は第2クールのシーンで構成されていますが、最後は東堂が「全力で導く!」と言い、虎杖が「サンキューソーマッチベストフレンド」と返して「呪術廻戦」というロゴが出る動画でした。この虎杖の名言はどこで出るのかな~とずっと思っていましたが、ついに聞けて大満足。一方的だった東堂の親友扱いが、ついに本当の親友に。

序盤で出てきた東堂はめんどくさいキャラでしたが、虎杖に的確な分析とアドバイスをする様は立派な先生。いいキャラだな~としみじみしました。次回も楽しみです。