はじめに
イテウォンクラス(いておんくらす)のあらすじと感想をネタバレ有りでつらつらと書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。
前回は以下。チャンデヒに余命宣告がありました。
多忙なイソ
イソは多忙のためにデスクに突っ伏して寝ている状況ですが、ICチームは長家に目を光らせるためにも公募されている社外理事にイソを送り込む案を固めます。そんな状況のため、セロイはイソにその余裕があるのかと心配しますが、イソは「悪いと思うならデートして」とセロイに提案。セロイはイソに「それはもうやめろ」と返し、イソは「冷たいのね」としょんぼりムード。
また、イソと作戦を練るセロイにスアから電話があり、イソがそれを愚痴するとセロイは「俺を好きというのはやめてくれ。お前を女として見れない」と再度通告。一方、イソはその急な態度の変化に「少しは私が女に見えてきたのね」と嬉しそうに笑顔を見せてセロイを困らせます。このあたりは男女の機微を感じ取るシーンで、鈍感な私はついていけませんでした。
そしてイソは長家の社外取締役になるべく株主と怒涛のスケジュールで打ち合わせ。裏では”Defense”というBGMが流れながら、顔と名前をばっちり暗記して臨む様に、皆は「噂通り優秀だ」と嬉しそうな顔をしてイソを褒めます。かっけ~~
揺れるセロイ
スアとセロイは飲んでいますが、スアは「いい車もいい家も買ったがなんだか虚しい」と切り出し、「株主総会が終わったら私を長家から解放してくれるの?」とセロイに問います。が、おどおどするセロイにスアは「まだ私が好き?」と聞きますが、それにも即答しないセロイ。
ここに、長家の情報を聞き出そうとしたイソがグンスと飲むために同じ店に入店、イソはスアとセロイを見て引き返していきます。
それを見たセロイはイソを追いかけようとしますが、スアは「行かないで...イソが好き?」と問います。黙るセロイにスアは「15年よ。あなたは私を好きでいて」と続けますが、セロイは「その通りだけどごめん」とナヨナヨ発言。えええ....
スアは「冗談よ。明日は株主総会だし、イソを追いかけて」とセロイに言い、必死に笑顔を作るとセロイは無言で退出。スアは悲しそうに視線を落とします。
そしてセロイはイソを追って外に出るとグンスに遭遇。グンスは「いつまでイソを利用するつもりですか?イソの気持ちを受け入れず、追い出しもしない。ICが無ければイソを放してくれますか?」とセロイに問う、まさに主人公さながらの純愛シーン。それにセロイは答えられず、グンスは「では株主総会で」と言い残して去っていきました。この構図がスアを解き放とうとしたセロイと被ります。
スアは一人で帰っていると出所したグンウォンと会い、グンウォンは意味深な表情をしながらもスアに「(スアに合うために)脱獄してきた」とジョークまじりに愛を伝えるシーン、そして家に帰ったイソにイソの母親が「何年たっても進展していないし(セロイと結ばれるのは)見込みないんじゃない?」と心配するシーンが入ります。
決戦当日
社外理事の投票当日、イソは過労で倒れて病院行きになりました。
元専務のミンジョン&ホジンは先に会場入りすると、二人はチャンデヒ会長と遭遇。会長はミンジョンに「俺の病気を伏せるのも新しい社外理事の選任も、長家を考えてしたのは疑いの余地もない。だがな、君は常に選択を誤る。復讐の権化など使い捨てにしろ、そんなやつに使われるな」と言い、実際にイソの選任は否決という結果に。裏ではグンスが動いていて海外の株主を取り込んでいました。
会長はセロイを会場で見つけると「言ったはずだ。長くは待てない」とだけ言い捨てて去っていきます。
ホジンとミンジョンは「株主をなだめないと...」とイソの否認を受けて慌ただしく動こうとしますが、セロイは病院にいるイソの元に向かおうとし、セロイの心を見抜いたミンジョンは「早く行って」とセロイの行動に理解を示します。
終わりに
まさかのセロイがスアからイソに乗り換える素振りを見せてくる展開。
イソが無下に扱われたシーンでは憤りを覚えましたが、そうは言ってもセロイを待ち続けたスアのことを思うともっと心が痛い。
昔、島田紳助さんが”彼氏と15年付き合っている未婚の女性芸能人”に対して「これで振られたら渋谷のスクランブル交差点にタンス捨てるようなもんやな」と笑いにしていたシーンに似た「待ち続けた女性を裏切る男性」を見て少しだけゾッとしてしまいました。
後編も楽しみです。