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【エヴァンゲリオン】新劇場版破 前編上を見た感想 : マリが合流するのが今から楽しみ

はじめに

”ヱヴァンゲリヲン新劇場:破”を初見で見た感想をネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったセリフやシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

以下はあらすじ。

北極にあるネルフの基地・ベタニアベースで発掘された第3使徒をエヴァ仮設5号機で倒す、真希波・マリ・イラストリアス。一方、日本には式波・アスカ・ラングレーとエヴァ2号機が到着し、第7使徒を撃滅した。そして第8使徒が衛星軌道上から飛来し、ネルフ本部を襲撃。3機のエヴァンゲリオンが連携する作戦でこれを迎え撃ち、孤立気味だったアスカも仲間の存在に目覚めはじめる。ところが、起動実験中のエヴァ3号機が第9使徒に乗っ取られてしまう。迎撃に出たシンジは、その中に乗るのがアスカと知り戦慄する。ゲンドウは初号機の制御をダミーシステムに切り換え、3号機との戦闘を始めた…。

真希波マリの登場

外国語が飛び交う中でエヴァの実験のようなものがされており、「(操縦者、思考言語固定を願いします)」と呼びかけられるとパイロットの女性(真希波マリ)は「えっと...初めてなんで日本語で。」と返します。マリは機器をパチパチ操作しながら「動いてる動いてる、いいなぁ~、わっくわくするなぁ」と楽しげ。

魚の骨のような使徒が施設内にて暴れているようで「(まさか封印システムが無効化されるとは)」と欧米の男性が言えば、イケメン男性(加持リョウジ)が「(人類の力だけで使徒を止めることは出来ない。それが永久凍土から発掘された第3の使徒を細かく切り刻んて改めて得た結論です)」と返します。

先程の女性は”三百六十五歩のマーチ”を口ずさみながら使徒と対峙、使徒からも攻撃を喰らいますが「すっげー痛いけど、おもしろいからいい!」と叫び、使徒のコアを握りつぶして自分もエヴァから脱出、大爆発が起きます。

その報告を飛行機の中で聞いた加持は「五号機の自爆プログラムはうまく作動してくれたか。織り込み済みとはいえ、大人の都合に子供を巻き込むのは気が引けるなぁ。」と呟きます。

海上に浮かぶマリはエヴァとのシンクロがきついとこぼしながらも、「まぁ生きてりゃいいや。自分の目的に大人を巻き込むのは気後れするなぁ。」と呟いて「ヱヴァンゲリヲン新劇場:破”」というクレジットが暗転の中登場。マリ側が利用されてるだけじゃないところがかっこいい。

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いきなり登場した新パイロット:マリ

シンジとゲンドウの墓参り

シンジとゲンドウは亡き母親の墓参りに来ており、ゲンドウは「3年ぶりだな、二人でここに来るのは」と話しかけます。
シンジは母親の顔すら知らないようで、「ここに母さんが眠っているってピンと来ないんだ」とこぼしますが、ゲンドウは「人は思い出を忘れることで生きていける。だが、決して忘れてはならないこともある。ユイはそのかけがえのないものを教えてくれた、私はその確認をするためにここに来ている。」と語り、遺体や写真はなくとも「全ては心の中だ。今はそれでいい」と続けます。

ゲンドウは迎えの飛行機に乗りますが、シンジは「今日は嬉しかった。父さんと話せて。」と伝えます。思ったより親子仲がよくて良かった!

シンジはミサトが運転する車で帰るようで、ミサトはシンジに「来てよかったじゃない、お母さんのお墓参りなんだし。」と言いますがシンジは自嘲的な反応。ミサトは「もっと自信持ちなさい、きっとお父さんもシンジくんを認めてくれてるわよ。」と伝えます。

二号機パイロット登場

ここでアンティーク家具のような使徒が出現し、車の中にいるミサトには連絡が入ります。
ミサトは「現在、初号機パイロットを輸送中。零号機優先のTask03を直ちに発動させて」と伝えますが、電話口からは「既にTask02を実行中です」と返答が。

驚くミサトは空を見上げると、空中からは赤い機体のエヴァンゲリオンが降ってきます。
ここからは迫力満点のアニメーションにて使徒とエヴァの攻防を描き、最後は「 どりゃああああ」と使徒を蹴りぬいて使徒を倒しました。 

シンジやトウジ達は輸送される赤いエヴァを見て歓声を上げると、「違うのはカラーリングだけじゃないわ。所詮零号機と初号機は開発過程のプロトタイプとテストタイプ。けどこの二号機は違う。これこそ実践用に作られた世界初の本物のエヴァンゲリオンなのよ、正式タイプのね。
」とオレンジ色の髪をした少女(式波・アスカ・ラングレー)がまくしたてます。

ミサトは「ユーロ空軍のエース&第二の少女」と紹介すると、アスカはレイを”依怙贔屓”、シンジを”七光”と評します。
シンジに対しては足をひっかけてこかせながら「あんたばか?肝心な時にいないなんてなんて無自覚。おまけに無警戒。エヴァで戦えなかったことを恥とも思わないなんて、所詮七光ね。」と冷たい目で吐き捨てます。

ネルフとゼーレ

首席監察官という肩書の加持は日本入りし、ゲンドウと冬月に「懸案の第三使徒とエヴァ五号機は予定通り処理しました。全てあなたのシナリオ通りです。」と伝え、「これがお約束の代物です。予備として保管されていたロストナンバー、神と魂を紡ぐ道標ですね。」と言えば、ゲンドウは頷き「人類補完の扉を開く、ネブカドネザルの鍵だ」と言います。どういうこっちゃ...

別シーンにて月面を見ながら冬月とゲンドウは「月面のタブハベースを目前にしながら上陸許可を出さんとは。ゼーレもえげつないことをする」「マークシックスの建造方式が他とは違う、その確認で十分だ」と言い合います。
冬月は「ゼーレとて気づいているのだろ?ネルフ究極の目的に」と問えば、ゲンドウは「そうだとしても我々は我々の道を行くだけだ。例え神の理と敵対することになろうとも。」と返して外を見ます。

外には前回の「序」にて最後に映った白髪の少年が座っており、「始めまして、お父さん」と呟きます。

水族館とセカンドインパクト

シンジはアスカと会った帰り際、「エヴァに乗ってて嬉しい人もいるんだ」と驚きます。

ミサトの家に帰るとアスカもおり、ミサトは二人に「アスカとシンちゃんに足りないのは適切なコミュニケーション」と夢のハーレム生活宣言。
アスカはシンジに裸体を見られて蹴り倒すシーンが入ったりとわちゃわちゃしますが、夜に一人になったアスカはおままごとのような口調を交えながら「私は特別、だからこれからも一人でやるしかないのよ、アスカ」と言います。闇がありそう...

シンジは加持が提案した社会科見学を二人に誘うと、過去に深い関係だったのかミサトは「加持が?あいつに関わるとろくなことないわよ」と吐き捨てます。それを聞いたアスカは「じゃあ私パース♪」と言えば、ミサトは「ダメよ、和を以て貴しとなーす♪ アスカは行きなさい」とアスカのトーンを真似た絶妙な返しをキメます。

シンジ達は全滅菌処理工程を終え、セカンドインパクト前の生き物がいる水族館のようなところに来ました。 
シンジは魚を見ながら「もっと広いところで泳げばいいのに」と言うと、レイは「この子たちはこの中でしか生きられないもの、私と同じ。」と意味深に返します。

加持はシンジと海辺で会話をし、ミサトは父親を嫌っていたがその父親に命を助けられたことを話し、「生き残るってのは色んな意味を持つ。辛いのは君だけじゃない」とミサトが今の仕事をしている理由を伝えます。それを聞いたシンジは「僕と一緒だ..」と呟きながらミサトと会った日のことを思い出しながら前を向きました。

終わりに

月面で何やらゲンドウ達が知らない計画が進んでいること、ゲンドウ達が独自路線の行動を取ろうとしていることが謎に包まれながらも情報として出てきました。

そして今回はシンジの同期としてアスカが合流しましたが、個人的にはマリがいいキャラしてそう。
マリがアスカやレイとどういう絡み方をするのかが楽しみです。