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【エヴァンゲリオン】新劇場版破 前編下を見た感想 : ほのぼのシーンが多く見ていて楽しい

はじめに

”ヱヴァンゲリヲン新劇場:破”を初見で見た感想をネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったセリフやシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

前回は以下。マリとアスカが登場し、アスカはシンジ達と合流しました。

私の仕事

爆弾のような使徒(第八使徒)が宇宙空間から出現、ネルフ本部への命中率はシックスナイン(99.9999%)とミサトに報告があります。

電波が不安定のためゲンドウと通信ができないミサトは慌てることなく「ここで独自に判断するしかないわね。」とつぶやいた後に「日本国政府及び各省に通達、ネルフ権限における特別宣言D17を発令。」と舵を切ります。なんてかっこいい...

ミサトとリツコは”3機のエヴァで使徒を受け止める”という作戦について話し合い、リツコは「例え成功してもエヴァ三体を喪失。技術部として到底受け入れられません。奇跡を待つより、地道な努力よ。」と作戦を拒否します。
しかしミサトは「待つ気はないわ、奇跡を起こすのよ。人の意志で。」と返し、その決断に対して感情的に叫ぶリツコにミサトは振り返り、「現責任者は私です。」と自分が使徒殲滅に向けて判断する旨を伝えます。

使徒VSエヴァ3機

3機のエヴァがクラウチングスタートから走り出し、電線をハードルのように飛び越えていく様が圧巻。

落ちてくる使徒の軌道が代わり、シンジがミサトに叫べば、ミサトは「緊急コース形成」と初号機が走りやすいよう足場を出します。ここのアニメーションも迫力満点で痺れる...

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走るエヴァンゲリオン初号機
シンジと初号機は衝撃波を出しながら一直線に進み、落ちてくる使徒に対してATフィールドを張って時間を稼ぎます。
その間にアスカとレイが駆けつけ、レイが「2号機、コアを」と言えば、アスカは「分かってるわよ。あたしに命令しないで!」とコアを刺そうとするも失敗。するとレイがコアを掴み、再度シンジに促されたアスカが「分かってるっちゅうの!」と叫びながらコアを破壊。3人の連携プレーに目頭が熱くなる...

ミサトはぐったりとしながら「ありがとう、みんな」と呟きますが、ここでゲンドウとの通信が回復し、ミサトは「申し訳ありません。私の独断でエヴァ3体を破損、パイロットにも負傷を負わせてしまいました。責任は全て私にあります。」と直立して報告。冬月は「構わん、目標殲滅に対しこの程度の被害はむしろ幸運と言える」と言い、ゲンドウも「あぁ、よくやってくれた、葛城一佐」と労い、シンジにも「話は聞いた。よくやったな、シンジ。」と伝えます。ミサトが良いリーダーかつゲンドウもいい上司に見えてきた...

アスカ後レイ時々リョウジ

使徒を3人で倒した夜、アスカは『私一人じゃ何もできなかった』と落ち込み、シンジの部屋に行きます。
シンジとアスカはエヴァに乗る理由について、アスカは「自分のためにエヴァに乗る」と言うもシンジが「よく分かんない。父さんに褒めて欲しいのかな...」と返すので、「あんたって本当にバカね...」と呟いて打ち解けます。

レイは学校を休みますが、別のシーンにて実験装置のような水槽にレイが入っているシーンが挟まります。レイは人間じゃないんですね...
ここで、レイはゲンドウに「今度碇くんやみんなと食事どうですか?」と問うと、ゲンドウはレイにユイの面影を重ねて、最初は断ろうとしますが「分かった。行こう。」と返します。

シンジは加持リョウジに連れ出され農作業をしながら会話をします。加持は「何かを作る、何かを育てるってのはいいぞ。色んなことが見えるし分かってくる。」と切り出し、その会話の流れでシンジは辛いことは好きではないと言います。が、加持は「辛いことを知ってる人間の方がそれだけ人に優しくできる。それは弱さとは違うからな。」と言い、「葛城を守ってくれ。それは君にしかできないことだ。」とシンジに言います。加持さんは名言オンパレード...

場面代わり、レイがシンジに内緒でゲンドウとシンジの食事会をするべく皆に手紙で招集をかけています。
ミサトは「あの親子を仲良くするさせるのは骨が折れるわね。」と言いながらアスカにサプライズを守るように釘を差せば、アスカは「話すわけないでしょ、この私が。」と返し、画面が暗転。「EVANGELION:2.22 You can (not) advance.」という文字列が画面に浮かびます。

終わりに

使徒を撃退した後は、日常系アニメのようにまったりしたやり取りが多くありましたがそれはそれでキャラクターの魅力がどんどん増して良かったです。

また、屋上で寝ていたシンジに胸を押し付けながら極秘入国したマリとの遭遇シーンにて「この事は他言無用で、ネルフのワンコくん。」とシンジが言われたシーンも気になりました。マリのバックグラウンドに何があるんだろ?

後半も楽しみです。