はじめに
SNSにて「鬱漫画」と紹介されていた沙村広明さんが書いたブラッドハーレーの馬車という漫画。気になってあらすじを見てみましたがなるほどこれは読めない…
というわけで簡単にネタバレをまとめてみました。表紙は綺麗なのに…。（鬱展開が苦手な人やネタバレをくらいたくない人は読まないことをオススメします）
同作品のネタバレ
時代は18世紀後半から19世紀初頭のヨーロッパ。
第一話では、孤児院のダイアナがブラッドハーレー家の養女に選ばれます。
ブラッドハーレーはお金持ちの資産家で、孤児院から少女を養女にして劇団を作っていました。孤児院では年に一度その劇団の公演を見に行くので、そこにいる少女たちの間ではそこに養女となることは憧れの的。
ダイアナは養女に選ばれたこともあり、孤児院の仲間たちに祝福されるもたどり着いたのは刑務所。そこでいきなり大勢の男性囚人に性的奴隷として強姦されてしまう。
なんと、この国では過去に囚人たちが暴動を起こしたこともありストレスの捌け口としてブラッドハーレー家が主導して年に一度、少女を輪姦できるようにしていたという話。救いがなさすぎる…。
というわけで一言で言うなら「ブラッドハーレー家の養女になった孤児の女の子たちが絶望のどん底に叩き落されて、そして辱められ孤独に死んでいく話」。
これが一話。ちなみに二話目は別の少女が両目や乳首をえぐられ、両手両足、歯を折られて亡くなるというムナクソ案件。この設定の話が全部で8話分収録されている模様。
終わりに
あらすじだけ見るとエロ漫画として読める？と思ってしまいそうですが、一切エロくないようです。そして、女性の身体がおもちゃのように扱われる描写があり少女達は数日で亡くなってしまう胸糞展開とAmazonレビューにも記載がありました。
物語にも全く救いが無いものの、絵が綺麗で説明的では無いという漫画としての評価もある模様。
一巻で完結しているので読みやすいのはありがたいですが、私は闇金ウシジマくんでも凹む事がある程度に鬱展開に弱いので読むことはないと思います…