はじめに
オリエンタルラジオの中田さん、2021年4月よりプライバシーの観点から顔出し引退を宣言していました。
そしてその一発目で「漫画 : DEATH NOTE」の授業を披露。アバターで解説をしていましたが、やっぱりあの顔芸が見れず残念には思っていました。
が、中田さんは以下の動画を公開。
なんと、前言を撤回して2021年4月中旬から再度顔出し動画を出していく宣言。
以下は動画のネタバレと私の感想です。
動画のネタバレ
中田さんは周りに「引退ネタ」と言われても仕方がないが「むちゃくちゃ真面目に(引退)しようとしたけど失敗した」と語ります。そしてその理由は”熱量が伝わらない”から。
もともと音声コンテンツになるとパワー弱くなるという声もあったが、顔を隠しても成立してるYouTubeがいることを例に自分でもやれると思っていたんだとか。そして今回のDEATH NOTE動画。
中田さんはオンラインサロンの中では顔有りで公開収録したようで、周りは大絶賛。エヴァンゲリオンやスラムダンクに並ぶ名作動画になったと自分でも手応えがあったようです。
ところが本人もできあがったアニメーション動画を見ると、「11分くらいで見るのがキツくなってきた」と明かします。個人的にはおもしろかったけど本人はショックだったんでしょうね。
中田さんは「アバターやアニメーションは全力でやった」にもかかわらずそのようになったことに「表情やお芝居」が実は中田さんの動画の主力級の武器であったことが原因と語ります。中田さんは自分の表現力を自画自賛しながら「何こいつ自己肯定感爆上げしてくれちゃってんのと思うかもしれないが事実をお伝えしている」と笑います。
中田さんは顔出し引退の要因にもなっていたプライバシーの問題に対して、中田さんの両親の実家に押しかけた取材があったことを引き合いに「おかしいと思っている」と言いつつも、「表現者がプライバシーを守られるようなモラルを浸透させることと、顔を出して表現を続けることは矛盾しない」と語り、「Youtube大学には中田敦彦という存在が不可欠だった」と顔出しを続けることを宣言。
既に数本は顔出し無しで動画が上がるものの、アマゾンで注文したホワイトボードが届けば「手書きホワイトボード復活で、血の匂いにするYouTubeチャンネルに戻ります」と独特の言い回しをし、”This is me”がかかっていると言いながら「今後もYouTubeドリームを追いかけます」と登録者数400万人を目指すと宣言。顔出し継続、やったね。
思ったこと
「顔出ししなくても動画が成立する」という仮説がベースになっている以上、それが誤りだと思ったのならその仮設をもとに出した決断を撤回するのも筋は通っていますよね。心の中で、「いや分かってたことやん」と思ってしまいますが…
個人的におもしろかったのは、この話を聞いた藤森さんがオンラインサロンのコメント欄にて「中田の顔ヲタとしては嬉しい限り」とコメントしたという話。ユーモアたっぷりで抜群の返し。
中田さんは「自分の代わりをアバターにやらせるのは不可能、人間の表現力って半端じゃない」と力説しながら、「指一つ取っても人間凄すぎる」とアバターができない動きを高速でしているシーンにも笑いました。
私も中田さんの「芝居ヲタ」だったので今回の撤回は嬉しい限り。
とにもかくにも今後の顔出し動画が楽しみです。梨泰院クラスとかを題材に小芝居がみたいなぁ...