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【神はいる。そう思った】JRAが出したオグリキャップのCMがただただ泣ける

はじめに

オグリキャップ(Oguri Cap、1985年3月27日 - 2010年7月3日)は地方競馬・笠松競馬場でデビューし、中央競馬へ移籍しても勝利を重ねた名馬。スーパークリーク、イナリワンの二頭とともに「平成三強」と総称され、第二次競馬ブーム期の火付け役と言われて高い人気を得ました。

が、競走馬としての晩年は苦しいレースが続いてラストランとなった有馬記念で伝説となるという...
以下はCMの中身とそのストーリーです。

引退論

晩年のオグリキャップは宝塚記念では2着、そしてレース直後に両前脚に骨膜炎を発症&右の後ろ脚に飛節軟腫を発症、アーリントンミリオンステークスへの出走を取りやめて7月中旬から競走馬総合研究所常磐支所の温泉療養施設で療養に入ります。

そしてオグリ陣営はかねてからの目標であった天皇賞(秋)に出走させるも6着。続くジャパンカップは11着。

このジャパンカップの悲惨な結果を受けてオグリキャップ引退論が多数派になり、陣営は引退レースとして有馬記念への出走を決定。

地方から出てきて中央競馬を刺した過去もあり、ファン投票では根強い票(14万6738票)を集めて1位に支持されるもオッズは4位という悲しくも現実的な期待を受けます。

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オグリキャップ

ラストラン

これがドラマで、なんと1着でゴールイン。
限界説が有力に唱えられていたオグリキャップの優勝は「奇跡の復活」「感動のラストラン」と呼ばれました。

そんな有馬記念を扱ったのが同CM。

BGMは「20th Century Boy」

20センチュリー・ボーイ

20センチュリー・ボーイ

  • Mickey Finn's T.Rex
  • ロック
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes
ナレーションは以下。

90年 有馬記念
オグリキャップ復活、ラストラン。
神はいる。そう思った。

神様がいるなら、確かに美しい筋書きとしてオグリキャップを一位にしますよね。
そんな神がかり的な展開を謳った一節。泣けるなぁ...

終わりに

つくづくかっこいいCMで以下のと同じくらいに好きな回。

葦毛の怪物と呼ばれたオグリキャップの復活ラスト・ラン。
そして、その実話を基にしたJRAの有馬記念の宣伝のキャッチフレーズ、「神はいる。そう思った。」 。
スポーツは時にこういう奇跡が起きるので、本当に筋書きのないドラマだなぁ~と実感します。