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【エヴァ考察を見た感想】渚カヲルが13番目の使徒に落とされた理由

はじめに

旧劇場版を知らずに新劇場版「序破Q」を見た状態で以下の動画を視聴。
【エヴァQ 解説と考察】ゲンドウの真の目的、渚カヲルが13番目の使徒に落とされた理由【修正版】

その感想を書いてみました。
本動画はカヲルが「Q」で述べた「まさか第一使徒の僕が13番目の使徒に堕とさせるとは」というセリフの考察にあたります。

碇ゲンドウはカヲルに何をしたのか?

  • (前提)
    • ゲンドウは決められた数の使徒を倒したい(使徒のナンバーは1から12まで存在)
    • ゲンドウの最終目的はユイに会うこと
    • 第一の使徒はカオルで第二の使徒はリリス
    • 初号機は第十一の使徒
    • 「破」が終わった時点で第一&第二を除くと第十一と第十二の使徒だけが残っていた
    • 初号機は第十一の使徒なのでゲンドウは倒したくない(ユイに会えなくなるので)
  • (初号機の覚醒によりカヲルは13番目の使徒に落ちた理由)
    • ヤリを抜いて覚醒した初号機はリリス同等となり、初号機は第十一の使徒から第二の使徒になる
    • 初号機がリリス同等の第二使徒になったため、リリスの首は溶けた
    • 第十一の使徒の席が空いたため、第十三の使徒が12番目の使徒に繰り上がる
    • しかし第十三の使徒は存在しないため第一使徒が第十三使徒を兼ねることに
    • 第一使徒だったカヲルが第十三使徒として認識される
    • 本物のリリス(人類の母)が消えて初号機(ユイ)が人類の母になったのでゲンドウは「リリンの王」となった

なるほど、ところどころ分からんけどなんとなく分かった。

感想

初号機が第十一使徒になっている点など、ところどころ意味が分からないものの確かに第十二の使徒が生き残っていたのでゲンドウの目的は未達成だったのは事実。アスカもそのようなことを「Q」で言って戦闘していました。

ゲンドウがなんらかの理由で十一の使徒を倒さず十三の使徒を作ってそれを倒そうとした、というロジックは確かに筋が通っており、マリがDSSチョーカーが十三番目の使徒であるとアラートが上がった際の「ゲンドウ君の狙いはこれか?」もユイを殺さないために13番目の使徒を作り出したという流れは理解できます。

そして一番それっぽいのはカヲルがいった「始まりと終わりは同じというわけか」と言うセリフ。第十三の使徒の席が空くと第一使徒だったカヲルが玉突きでずれて配置されたことに対する発言とすると辻褄があう。

ちなみに「ネブカドネザルの鍵はゲンドウの魂とエヴァンゲリオン第十三号機を繋ぐもの(これを利用してゲンドウは第一の使徒になろうとする)」という説明もありましたが、それはばっちりシン・エヴァで描かれていてゲンドウは使徒になっていました。

いやー、こんなこと考える人は天才ですね。おもしろかった。