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【愛の不時着】1話の感想ネタバレ(後半):王道展開だけど登場人物の多さ故の複雑さが楽しみ

はじめに

『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。

前回は以下。

尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。

セリとジョンヒョクの出会い

竜巻に飛ばされたセリ木にぶらさがって身動きが取れない状態で助けを呼びます。
その声にジョンヒョクは気づいて合流。最初は「私の捜索に動員された軍人ですか?」と呑気に聞きますが、ジョンヒョクのヘルメットについている北朝鮮国旗を見て北朝鮮軍人が韓国に潜入していると理解して「通報はしないので帰らせてください」と伝えます。それに対してジョンヒョクは「私は南に来ていない。そっちが北に来た」と告げます。このあたりの掛け合いがおもしろい...

怯えたセリは逃走しますが、ジョンヒョクは「そこは地雷原だ」と伝えると誤って自分が踏んで動けなくなってしまいます。
そんなジョンヒョクを見てセリはニヤリとし、ジョンヒョクが落としたトランシーバーを近くに配置して「もう会えないから言うけど顔は私のタイプよ。統一したらまた会いたいわ」と言い残して走り去ります。

セリ脱北

ジョンヒョクは結局仲間に地雷を解体してもらいながら「事故にあった南朝鮮の女性がいるので撃たずに逮捕せよ」と部下に命じ、ジョンヒョクの無線連絡を聞いた酔っぱらい男性(ピョ・チス)はセリを追いますが、セリは鉄柵に倒木があって超えれるようになっている様子を見てそちらが韓国側と勘違いして一目散に走り、ピョの「そっちは違う、このバカ女め」という静止を振り切って侵入してしまいます。

このパトロール中にセリが北朝鮮に逃げ込んだということが保衛部に発覚すればジョンヒョクチームは刑務所送りとなるのでセリを必死に捜索します。このセリが北朝鮮側に走り込む時に監視係が韓ドラを見ていて見逃してしまうシーンには笑いました。

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壁ドン

韓国側ではセリが行方不明になったというニュースでは、長男セジュンと次男セヒョンはセリの安否ではなく報道で株価が下がる方を気にし、セジュンの妻ト・ヘジンはセリが行方不明になったことを喜び、セヒョンの妻コ・センアは会社の投資金を奪って逃げた詐欺男性(ク・スンジュン)をセリよりも気にする描写が入ったり、セリの母親(ハン・ジョンヨン)が跡継ぎ争いの場に現れたセリに「縁を切るんじゃ無かったの?取れるものは取りたいのね。(跡継ぎは)断って」と厳しく発したことを思い出して渋い顔をするシーンが映ります。ちゃんと心配してるのホン・チャンシク(セリの会社の広告チーム長)だけやんけ!

北朝鮮側ではセリは小さな町にたどり着いて「助かった」と韓国に帰ったと勘違いしますが、街の人たちの一昔前の暮らしを見て自分が北朝鮮にいることを察して立ち尽くします。
そんな時、チョルガンを乗せた軍用トラックがセリの近くを通るヒヤヒヤするシーンにて、セリを探していたジョンヒョクが間一髪でセリを引き寄せて壁ドン。恋愛ドラマやってるなぁ..

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イケメン軍人ジョンヒョク

終わりに

「統一したらまた会いたいわ」からの「壁ドン再開」、恋愛ドラマの王道のような第一話ですが、登場人物の関係が複雑なので物語としてもおもしろそう。
セリとジョンヒョクだけでなく、母親&セリ,セヒョン&詐欺男,チョルガンの不正,セリ一家の跡継ぎ争いなどなど今後気になる展開が散りばめられている一話で、ヒューマンドラマ好きとしては次回以降も楽しみです。