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【愛の不時着】7話の感想ネタバレ(前編):私だって一度くらい守ってみたかったという返しに感動

はじめに

『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。

前回は以下。ジョンヒョクは身を挺してセリを守りました。

いざ病院

狙撃されたジョンヒョクとパク・ グァンボムですが、ジョンヒョクはより重症。グァンボムはセリに「早く出発しないと」と言いますが、セリの「死んだらどうするの?」という気迫に押されてセリの運転する車で3人は病院に向かうことに。

そんなセリ達の目の前には通行止めの案内がありますが、セリは「私が大好きな映画はマッドマックス”怒りのデスロード”」と言いながらアクセルを踏んでバリケードに突っ込んでいきます。ここでオープニング。

ちなみにセリ達を襲撃した結果報告を受けたチョルガンは、ジョンヒョクが武器を持ち出して応戦した事実を抑えるために調査を命じました。ジョンヒョクピンチ...

顔写真発見

病院に付くとジョンヒョクへの輸血がないと知ったセリ。 グァンボムは「今行かないと...」と最後まで空港へ行くべきだと言いますが、ジョンヒョクの血液型が同じO型であると聞いたセリは「私があげればいい」と献血を申し出ます。

一方空港ではチーム関係者が「天下りの補欠選手が来てません」と言いながら「チェサムスク」という名で登録されていたセリの顔写真を見ながら慌てます。そして、病院ではジョンヒョクのポケットからセリは自分の顔写真を発見し、「強がってたくせに。呆れるわ。」と涙を流します。やっぱり以下の回での撮影後に1枚余計に貰っていた描写はそういうことだったんですね。

荒れるジョンヒョク

出術は成功しますが、未だ意識を失っているジョンヒョク。
セリはその前に座りながら「私はこういうことに慣れていないの。私には自分の他に誰もいなかった」とつぶやき、「向かい合って話を聞いてくれて笑ってくれて一緒に食事をして、私との約束を契約書もないのに果たしてくれたし、私を守ってくれた」と続けながらジョンヒョクが特別な人であることを認識します。この言い回しが素敵...

一方、ジョンヒョクはスイスでピアノを引いて喝采を受けた直後、「君の家から至急帰国するようにという緊急連絡が来た」と兄の死を伝えられ、旅立つ前に桟橋で兄のために作った曲をピアノで弾いた時の夢を見ていました。

そんな夢から目覚たジョンヒョクの目の前にはセリが見て、セリが「気分は?」と声をかけるも「なぜここに?」と逆質問。セリが飛行機に乗らなかったことを悟ると、「行かなきゃ駄目だろ。あの計画にみんな命をかけた。これ以上どれだけ迷惑をかけるつもりなんだ?」とセリの献血事情を知らないジョンヒョクはまくしたてます。

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ジョンヒョク「行かなきゃ駄目だろ」

セリはジョンヒョクの体調を気遣いながら献血のことは言わず、「怒るのは元気になってからにして」と力なく言って病院の外に出ました。どうせお医者さんが伝えるんでしょ!

なぜ残った?

セリからジョンヒョクが目を覚ましたことを聞くと担当医達が駆けつけ、運がよくセリの輸血で助かったことを伝えながら「恋人とは運命の人ですね」と声をかけられます。

その話を聞いたからか、病院の玄関前で「こんな時はどこか遠くに行きたいのに..」と泣きじゃくるセリの後ろにはジョンヒョクが立っていました。
セリはそれに気づくや「動いたら駄目でしょ」と叫びますが、ジョンヒョクは「さっきのはすまなかった、本心じゃない」と謝ります。そしてジョンヒョクはセリを見つめ、「帰りたがっていたのに。なぜ残った?」と質問。

その質問にセリは「私だって一度くらいあなたを守ってみたかった」と返すと、ジョンヒョクはまた無言で見つめ、セリから「意味深な目で見ないでよ」と困惑しながら言われるもジョンヒョクはそっとキス。BGMには「Hear I Am Again」が流れます。

Here I am Again

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きゃ~~~!

終わりに

ジョンヒョクが怒るも後から「実はあの人が助けてくれたんですよ」と第三者から告げられて態度が急変するという、いわば王道的な展開。

それでも感動するのは、「私との約束を契約書もないのに果たしてくれた」というジョンヒョクへの恩返しが今回飛行機に乗ることを選ばなかった理由であるということ。最後のセリが言った、「私だって一度くらいあなたを守ってみたかった」という一言にはグッと来て、終始涙腺が刺激されていました。

後半に続きます。