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【愛の不時着】7話の感想ネタバレ(後編):隠し事って後からバレると余計に怒られるよね

はじめに

『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。

前回は以下。ジョンヒョクとセリは病院に居ます。

ハラハラ展開

ジョンヒョクがいる病院をチョルガンは突き止め、「ここに居たんだな」としたり顔で病室に押し寄せます。
チョルガンはジョンヒョクが持ち出した武器の証拠を片手に工兵に発砲したことを問い詰めると、ジョンヒョクはそれを認めつつ逆にチョルガンが11課の人物の調査を要請書提出無しにしたことをダシに応戦。しかしチョルガンは怯まず、「保衛部の取締室でもそう言えるかな?」と言い、「リを緊急逮捕しろ」と部下に命じるとそこにジョンヒョクの父親(チュンリュル)が登場。

チュンリュルは「銃創*1患者を連行するほど緊急か?」と問うと、チョルガンは慌てて敬礼。総政治局長は朝鮮人民軍を政治的に統括するかなりのお偉いさんなんですね...

チュンリュルはジョンヒョクにこの騒動に対して「一体何をやっている?お前がしくじれば私の首も飛ぶんだぞ!」と怒鳴りますが、母親(ユンヒ)は「撃たれて死にそうだったのよ?怪我はどうなのか温かい言葉もかけず責め立てるの?」と逆にチュンリュルを叱責。ええお母さんや...

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チュンリュル「なぜ保衛司令部が逮捕すると言う!?」
チュンリュルはそれに口を閉ざしていると、ダン親子が合流。
相変わらずミョンウンが騒々しいやり取りをしている裏で、ダンはジョンヒョクの服にハートマークの刺繍があることに気づきました。

株式総会

ダンはジョンヒョクと二人になると「付添がいるみたいね、誰なの?」と問うとジョンヒョクはセリのことを伝え、「騙す気は無かったが、僕は彼女が好きだ」と突然のカミングアウト。ダンは前回スンジュンに教えてもらった「政略結婚の弊害でときめかない」というロジックをまくしたて、「彼女が去ればそんな思いは消える」と結婚を予定通り進めることを言います。

一方でセリはスンジュンに車で連れていかれた家の豪華さに驚きながら、自分の安否を韓国側に伝えてくれたのかを確認します。
スンジュンは第三者経由で伝えたと嘘をつきながら「家族全員生きていて良かったと大喜びさ」と言うと、セリは「ウソなのね。兄さん達が喜ぶわけない」と返答。それに慌てながら嘘を突き通し、「君が戻るまで株主総会は延期らしい」とスンジュンが言うと、シーン変わって韓国ではセリの父ユン・ジェピョンが株主総会を開催中。爆笑。

ジェピョンはセリについて「認定死亡制度により死亡届を出したことをお知らせします」と株主に報告をしながら次男のセヒョンを後継者に任命したと続けました。

修羅場

ダンとミョンウンはこっそり営業しているウエディングショップへ。
「ドレスの販売がバレたら収容所行き」と言う女店主は”韓国から命がけで持ち込んだブライダル雑誌”を二人に見せますが、その本をパラパラ見ていたダンはそこにセリの顔写真付きのパラグライダー事故記事があることを発見。

ダンはそのページを破って病院にいるジョンヒョクに突きつけ、「これを説明して」と問うとジョンヒョクは「始まりは事故で...」とセリの正体を知っていたと暴露。そんなジョンヒョクにダンは「匿っているの?あなたは全てを失うかもしれない、それでも構わないの?」と婚約者としてはご尤もな問い。
一方、セリはスンジュンに「ここで暮らすしかない人に迷惑をかけるな。彼は君のせいで死ぬかもしれない。」とジョンヒョクと関わるべきではないと言われ、「俺と一緒に帰ろう?」と提案を受けました。二人はその問いになんて答えるのか...気になっているとエンディング!返しが気になる!

ちなみにエピローグではセリがクラッシック音楽を学んでいたアイドルの元彼にピアノを演奏して曲名を尋ねますが、実はそれはジョンヒョクが兄の訃報で緊急帰国する際に桟橋で弾いた兄のために作った曲でした。セリは当時「生きていたくはなかった」状態だったもののその曲には「必ず生きて」と慰められているようだったと述壊。ジョンヒョクに生かされた過去があるんですね...

終わりに

今回はついにダンにまでセリの正体がバレてしまい、どうなることやら。
ジョンヒョクは父親にもダンにもセリのことを黙って危険な行動を取るので、視聴者からするとちゃんと相談したらいいのに!とも思ってしまいます。まぁ自分だけでリスクを取ろうとするのもまた格好いいんですが...

次回も楽しみです。

*1:銃創(じゅうそう) : 銃弾が高速で人体を侵襲するだけでなく火薬,ガス等も関与し独特な成傷機転をもつ創傷