はじめに
YouTubeを見ているといつもはスキップする広告なのに、ついつい最後まで見てしまうものが。
そのタイトルは「BOSS ゴジラ CP青き日の衝撃」
冒頭にて「1930年代、外国映画の映像革命が青年達を虜にした」と始まるそのCMが最高だったのでその感想を。
CMの中身
ドミノ倒しが繰り広げられる中で「海の向こうの職人達によるブルーバック合成、プロジェクション、ストップモーション、見たことのない技術が日本の若き映画陣達に火をつけた」とナレーションが入ります。
ちなみにブルーバック合成とは特定の色の背景を使って抜き取りたい被写体を背景から分離する技術。いわゆるグリーンバックと同義ですね。そしてストップモーションとは、静止した物体を1コマずつ動かしながら撮影して連続して動いているように見せる撮影技術です。
そして、そこから20年。裏ではゴジラを彷彿とさせるBGMが流れる中で
「厳しい時代を乗り越えて、彼らは日本独自の特撮技術を発明した。情熱ある仕事、その熱は次の誰かに受け継がれていく」とゴジラが暴れる特撮映像を背景にナレーションが入り、広告商品であるBOSSブルーインパクトがバーンと挿入。そして最後に「情熱は世界へ」というフレーズでCMは終わります。いや、カッコ良すぎるよ。
終わりに
世界の映画監督に大きな影響を与えたと言われている特撮の最高傑作「ゴジラ」。
それを題材に「情熱を世界へ」というフレーズは、一商品の宣伝に留まらずにモノづくりに携わる人を熱くさせるメッセージがあり見ていて感激。
サントリーはいいCM作るなぁ...。こういう広告はなんぼあってもいいですね。