はじめに
東京五輪2020では日本が金メダルを取ったソフトボール。決勝戦はアメリカとの対決でしたが気になったのは「いつもアメリカとやってるよね」という点。
過去のオリンピックの順位を見てみるとこんな感じ。
- アトランタ大会(1996年) 金:アメリカ 銀:中国 銅:オーストラリア
- シドニー大会(2000年) 金:アメリカ 銀:日本 銅:オーストラリア
- アテネ大会(2004年) 金:アメリカ 銀:オーストラリア 銅:日本
- 北京大会(2008年) 金:日本 銀:アメリカ 銅:オーストラリア
いや日本とアメリカとオーストラリアばっかりやないかい!ということでソフトボールの位置づけを調べてみました。
競技人口ランキングは...
世界のスポーツ競技人口を調べると
第1位:バレーボール(老若男女問わず楽しめる
第2位:バスケットボール(アメリカを中心に競技人口が多く、ヨーロッパでも人気が高い
...ここに卓球やサッカーやクリケットが続きますがソフトボールや野球は全然見当たらない。
そして五輪への参加国という観点で見るとソフトボールはフェンシングよりも下。わーお...
じゃあなぜソフトボールは競技に?
北京五輪を最後に消えたソフトボールが東京五輪で復活した理由は以下でした。
- 2020年夏季オリンピックが野球・ソフトボールの人気が高く競技施設もすでに整っている東京が選ばれたこと
- IOC会長に選出されたトーマス・バッハが上限28競技にこだわらず柔軟に改革を進める考えを示したこと
「東京だから」が一番の理由なんですね...。
ちなみに野球・ソフトボールはスカッシュと競っていたらしいですが、どのスポーツ関係者も自分のスポーツが一番ですからね。難しい問題だ。
私のソフトボールのイメージ
日本ではソフトボール=女子のスポーツとして扱われていますがそれは能力的に飛距離や投球スピードに対応できるからだとか。
しかしいつも思うのは「内野ゴロが内野安打になりがち」。良い当たりを打つよりもつまらせた方が出塁できるってルールとしてイケていないような....
終わりに
ソフトボール、日本とアメリカだけキャッキャしているイメージがあります。
野球は大リーグでお金も動くのでいいですが、ソフトボールはお金も動かないので悲しい。
とりあえずは金メダルおめでとうございます!