はじめに
オリエンタルラジオの中田さんのYoutubeメインチャンネルにて、登録者が大台を超えた記念にタカアンドトシのタカさんと対談。以下の動画は公開されました。
【400万人登録者突破記念】タカアンドトシ・タカさんと初2Sトーク(前編)
中田さんが若手の際に可愛がってもらった先輩ということで度々話題に上がっていましたが、ついに対談が実現。そのトークの中で、タカさんは「一番印象に残っているシーン」として挙げたエピソードが面白かったのでネタバレありで紹介します。
死に様の話
動画の冒頭では「なんで俺なの?」というタカさんの問いに自分は“タカ軍団“の一員と言いながら「(過去に)楽しい日々を過ごさせていただいて恩返ししたいと思っていた」と返す中田さん。
話は弾んで沖縄国際映画祭の舞台の話になり、タカさんはフリーダンスのステージで当時大ブレイク中のはんにゃ金田さんが出ると会場は大盛り上がりだったと言い、他の芸人はそれに打ちのめされていたんだとか。
そんな中、「みんな指を咥えて見ている中、あれに飛び込んでいって負けねぇぞって隣で踊ったのがあっちゃんだった」とタカさんは振り返ります。
タカさんは「出て行って全然歓声起きなかったんだよね?」と確認すると中田さんも「そうそう」と笑いますが、タカさんは「それを見た周りの芸人は皆が“あっちゃんが爆死した“と口々に言いつつも、あの瞬間に芸人はあっちゃんを認めたんだよ。」とコメント。
その舞台裏に驚く中田さんに、タカさんは「あの勇気。1人だけ戦い行ったの、死ぬって分かってて。あいつすげぇなってハート掴んだのよ、忘れもしないわ」と続けました。
中田さんは「必死で気づいたら飛び出してた」と当時の心境を語ると、タカさんは「弁慶かあっちゃんか、だったよ」と死に際の衝撃を重ねると中田さんも「立ち往生ですね?」と顔を作ってふざけると、「そうそう」と笑いながら「あれでみんなあっちゃんのこと好きになって、あっちゃんのこといじるようになった」と中田さんがとっつきやすくなった転換点だったと振り返りました。
思ったこと
付き合いの長いタカさんが中田さんとの思い出で印象的なシーンに、鋭い分析や頭脳派プレーではなく捨て身の奮闘を挙げていたのが印象的でした。
一見泥臭いような行動こそ、人の心を掴むものなんだな〜と思うと同時にそれを中田さんが計算でやっていないというところもまたストーリーとして素敵だな〜と感じました。
元々私はタカさんの優しそうな人柄は好きでしたが、今回の動画ではいつも気を遣われる中田さんに対して「嘘つけよ」「本当かよ」と笑いながらもツッコむ様が見ていて気持ちよく、中田さんの意外な一面が見えたエピソードの数々に動画を何度も見てしまいました。
終わりに
前半の動画は見所たっぷりですが、やはり一番はあっちゃんのカッコ悪いシーンを見て先輩皆が衝撃を受けたというエピソード。自分に置き換えても何か分かる気がしていて、結局人を動かすのはそういう感情的な部分なんだろうな〜としみじみしました。
後半も楽しみです。