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【アニメ版鬼滅の刃/無限列車編】7話の感想 : 煉獄さんのニッコリが泣ける

はじめに

鬼滅の刃をAmazonプライムで見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナー。

前回は以下。猗窩座が登場しました。

第七話は「心を燃やせ」です。

煉獄杏寿郎

疲弊した煉獄さんに対し、猗窩座は息一つ乱れずに「生身を削る思いで戦ったとしても、全て無駄なんだよキョウジロウ。お前が俺に食らわせた素晴らしい斬撃も全て完治してしまった。だがお前はどうだ?潰れた左目、砕けた肋骨、傷ついた内臓、もう取り返しがつかない。どうあがいても人間では鬼に勝てない」と悲しそうに語ります。

しかしここで煉獄さんの身体から火が吹く演出となり、「俺は俺の責務を全うする!ここにいるものは誰も死なせない!」と言いながら奥義のポーズ。アニメーションも迫力満点。

それを見た猗窩座は「すばらしい闘気だ。やはりお前は鬼になれ、キョウジロウ。俺と永遠に戦い続けよう!」と嬉しそうに笑います。ここで二人は真正面から激突しますが、煙がはれて見えるのは猗窩座の拳が煉獄さんを貫いた絵。炭治郎は悲鳴に近い声をあげますが、同じく猗窩座も「死ぬ、死んでしまうぞキョウジロウ!鬼になれ、鬼になると言え!お前は選ばれし強きモノなのだ!」と叫びました。

心を燃やせ

ここで風鈴がなり、煉獄さんの子供の頃からの回想シーン。
母親(煉獄瑠火)から「なぜ自分が人より強く生まれたか分かりますか?」と問われ、分からないと返す煉獄さんに「弱き人を助けるためです。弱き人を助けることは、強く生まれたものの責務です。決して忘れることなきように」と子供には難しいアドバイス。その後、瑠火は煉獄さんを引き寄せ、「私はもう長くは生きられません。強く優しい子の母になれて、幸せでした」と涙を流します。

場面戻って煉獄さんと猗窩座。煉獄さんは刀を猗窩座の首に押し当てながら『俺の方こそあなたのような人に生んでもらえて光栄だった!』と奮闘していると猗窩座は日の出を察知し『早く殺してこの場を去らなければ』と焦りますが「逃さない!」と手を離さない煉獄さん。

逃げたい猗窩座と逃したくない煉獄さんはお互い力いっぱいに叫びますが、最後は猗窩座が自分の腕を引きちぎって森の中に逃走。

そこに炭治郎は刀を投げ、「逃げるな卑怯者!」と声を張るので顔にピキピキ筋を立てながら猗窩座は『俺はお前らから逃げているのではない、太陽から逃げているのだ』と苛立ちます。いきなりの小物感...

炭治郎は「お前なんかより煉獄さんの方がずっとすごいんだ。強いんだ。煉獄さんは負けてない、誰も死なせなかった。守り抜いた。お前の負けだ。煉獄さんの勝ちだ!」と涙ながらに叫び、膝から崩れました。なんやこの感動...

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泣き崩れる炭治郎

さよなら煉獄さん

それを見た煉獄さんは炭治郎に対して「もうそんなに叫ぶんじゃない」と笑い、「こっちにおいで最後に少し話をしよう」と優しく語ります。そこで煉獄さんは弟、父親、炭治郎&禰豆子にメッセージを残した上で最後に伊之助含めて「君たちを信じる」と次の世代へのバトンタッチを告げました。

ここで死に際の煉獄さんの目の前には幻想の亡き母親が現れ、「やるべきこと、果たすべきことを全うできましたか?」という問いに「立派にできましたよ」と回答。それを受け、煉獄さんはにっこりと笑って死んでいきました。ここは泣くしかない...

エンディング

炭治郎は涙を流しながら「なにか一つできるようになってもまた一つ分厚い壁があるんだ。すごい人はもっとずっと先のところで戦っているのに俺はまだそこに行けない。俺は煉獄さんみたいになれるのかなぁ・・」と弱音をこぼすと、伊之助は「弱気なこと言ってんじゃねぇ!信じると言われたならそれに応えること以外考えるんじゃねえ」と言いながら涙を流します。伊之助も泣けるんやなぁ...

ここからは各柱が煉獄さんの死をカラス伝えに知るなかで皆がそれぞれ反応。
そしてお館様は「200人の乗客は一人として死ななかったか。キョウジロウは頑張ったんだね、すごい子だ」と呟き、最後にまた泣きじゃくる炭治郎が映ってエンディング。炎。

炎

  • LiSA
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
 

終わりに

前回までは猗窩座も武闘派でかっこいいな~とか思ってましたが、やっぱり蓋を開けると煉獄さん一強。
一度心が折れかけても母親とのエピソードを思い出して奮起するシーンや、最後に見た幻の母親の言葉に微笑むシーンは涙なしには見れませんでした。