はじめに
2022年の大河ドラマであるを初見で見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナー。青字が物語で印象に残った箇所、赤字は私の感想です。
同作は「真田丸」を担当した三谷幸喜さんが脚本を努めていて、「三谷幸喜が贈る予測不能エンターテインメント！」と紹介されていました。今回は第一話で「大いなる小競り合い」というタイトルです。
ネタバレあらすじ
- 北条時政の息子、義時役が小栗旬
- 時政の義理の父親である伊東祐親は、平清盛より頼まれた頼朝の監視役
- 頼朝は伊東祐親の娘とデキていたので伊東祐親の恨みをかい逃走
- 義時の兄の宗時は、頼朝が北条の館で匿っていると義時にカミングアウト
- 宗時はアンチ平家。弟である義時にも源頼朝の味方をするよう誘う
- 北条時政の娘、政子は頼朝にぞっこん
- 時政は頼朝が匿われていることを知って怒るも3日だけ匿うと許可
- 伊東祐親は時政が頼朝を匿っていると気づいて押し寄せる
- 頼朝は義時の馬に乗って脱出
感想
おもしろかった。北条時政と源頼朝、最初からワンチームだったわけではなくてこういう出会い方だったんですね。大変勉強になりました。
そして、最初は人物がどんどん出てきてこんがらがりましたが、主人公小栗旬は北条チームで、おじいちゃんの伊東祐親は平家寄り・・ということ構図が分かると物語も頭に入ってきました。タイトルにある１３人・・というのが何を指しているのか不明ですが、今後もこの調子で人物関係をおさえていきたいものです。
あとは三浦義村（山本耕史が役）は頭がキレる若者という感じで動いていて、頼朝の匿いに関して「伊藤は敵にしたくない」と大局を見て報告しようとしていましたが今後どういう関係になるのかが楽しみ。
今回印象に残ったのは父親の北条時政（坂東彌十郎が役）で、あまり歴史上印象に残っていませんでしたがあの北条政子のお父さんなんですね。
北条 時政は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武士。北条氏の一門。武将。伊豆国の在地豪族の北条時家か北条時方の子。北条政子、北条義時の父。
若い奥さんをもらってご機嫌な様子や、最初は頼朝の匿いに怒るもいざ会ってみると「わりといいやつだな」とケロッとする様、そしていざおじいちゃんが攻めてくるもきちんと「いないものを渡すわけにはいきません」と息子たちを守るシーンには好感度が上がりました。
そして、笑わせにきているのが最後の脱出劇。姫に女装した頼朝（大泉洋が役）が返事の「はいっ」を女に寄せた声で発する様は完全にギャグ展開で、ケラケラ。
最後は各所に散り散りしている有力者が地図上でも分かる形で紹介されるシーン、BGMには”新世界”がかかってなんとも言えないかっこよさがありました。
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終わりに
久々に大河ドラマを見ましたが、さすが三谷さん、おもしろい。
重みのある大河が好きな人からすると賛否両論でしょうが、今年は一通り見てみようと思う大満足の第一話でした。
