はじめに
2022年の大河ドラマであるを初見で見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナー。青字が物語で印象に残った箇所、赤字は私の感想です。
前回は以下。
今回は「挙兵は慎重に」がタイトルです。
ネタバレあらすじ
- 平清盛が孫を安徳天皇として即位させたので後白河天皇との関係が悪くなる
- 源頼朝と北条政子の間に第一子・大姫が生まれる
- 源行家(頼朝の叔父)が頼朝に"以仁王が平清盛に対して挙兵"する計画があると打ち明ける
- 源頼政(源氏のトップ)が以仁王を助けるために行家を遣わした
- 頼朝は頼政では人がついてこないと判断して以仁王挙兵には参加しないと決める
- 「以仁王、即座に鎮圧……頼政は平等院で自害、以仁王も奈良逃走の途中で死亡」という手紙が届く
- 源頼政の地位に就いたのは平時忠、目代*1には平兼隆が就任
- その話に関東でも平家の力が増すと大庭景親と伊東祐親は喜び合う
- 平兼隆の嫁に政子はどうかと話が勝手に進む
- 伊豆国府へ挨拶にいく北条時政/義時
- 平兼隆はおらず家人(堤信遠)に無下に扱われる
- 頼朝は後白河法皇に助けを求められる夢を見る
- 京の三浦康信から"以仁王の令旨を受け取った源氏全てに追討令が出た"という噂が届く
- 実際に平家が追っていたのは頼政の残党のみだった
- 平家と戦う機運が頼朝以外で高まる
- 北条義時は挙兵した際の兵力を木簡に記された米の量から割り出す
- 後白河法皇から頼朝に密書が来ていることを告げて頼朝も腰が上がる
感想
冒頭驚いたのは、頼朝が挙兵するテンションじゃない点。
前回のラストシーンで義時に熱く語っていたので、すぐさま動くのかと思いきやそういうわけでもなかったんですね。
そして物語全体としてピンとこなかったのが「以仁王(もちひとおう)」って誰・・?という点。
後から調べましたが"平安時代末期の皇族/後白河天皇の第三皇子"ということで後白河天皇側の人間だった模様。そして当時の後白河は平家との関係がバチバチだったとか。このあたりの話が分かっていなかったので、個人的に物語が分かりづらかったです。
また、ガッキーが演じる八重は親の言いなりとなっていますが今はあまり重要な役ではないのでここが今後どう物語に絡んでくるのか?絡んでこないのか?は楽しみなところ。
最後に、一番印象に残っているのは時政が野菜を持っていくも雑に扱われるシーン。踏まれたナスを集めながら「厄介な婿殿をもらっちまったなぁ」という一言には哀愁があり、平家に対するフラストレーションがたまる演出でもありました。仕返しシーンがあるといいなぁ...
終わりに
北条家のメンバーだけでも覚えれないのに、伊藤に平家に天皇にが入り乱れるストーリーでなかなかに分かりにくいよね~と思ったり。
この複雑さは私のような歴史にそこまで精通していない人からするとだいぶ辛いと思うんですがどうなんでしょう。
まだそこまで熱中できていないですが、だんだん人となりが分かってくることで物語にハマれる日がくることを願っています。
*1:目代(もくだい)とは、日本の平安時代中期から鎌倉期に、遙任国司が現地に私的に代官として派遣した家人などの代理人のこと