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【愛の不時着】16話の感想ネタバレ(前編):スンジュンもダンもジョンヒョクもセリもみんな素敵

はじめに

『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。

前回は以下。

ダンの答え

瀕死のスンジュンに対し、ダンは前回のプロポーズのチャンスが欲しいと言っていた件を思い出しながら「(チャンスを)あげようと思ってた。あなたが来てくれるまで待とうと思ったの。」と涙ながらに語ります。早速泣ける...

ダンは「嬉しかった。そう言ってもらえて、嬉しかったの」と続けると、スンジュンは呼吸器を取り外してダンとの昔の会話の意味を確認。ダンはその時からスンジュンが気になっていたことを明かすと、スンジュンは「そうだと思っていた」と返してそのままパタンと意識を失います。頼む、死なないでくれ~~

一方、セリは一命を取り留めるとセリの母(ハン・ジョンヨン)はキム課長に「目覚めたら会いたいはずだし」とジョンヒョクをセリの近くに置けないか直訴し、父親(ユン・ジュンピョン)も「どうかお願いします」と頭を下げます。ここに来ていい両親や・・

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セリ両親の発言に理解を示すキム課長

送還による帰国

北朝鮮五人組は韓国NISから「送還は可能ですがご本人の意思を尊重します。南で暮らしたければ協力します」と言われたことを報告し合います。すると場面変わってジョンヒョクの父(リ・チュンリョル)に軍事局長が「送還対象者の交換を提案なさったそうですね」と言うと、「服役中の南のスパイがこちらにもいる。妥当な取引だ」と返します。なるほど、こうやって帰ってくる流れなのか。

それに対して北朝鮮側が不利とつっかかる軍事局長に、チュンリョルは「軍事部の独断で裁判もせず投獄したのだろ?冤罪で苦しめてはいかん」と反論した上で、軍事局長の提案である軍事部が送還組を取り扱うことに同意しました。

ジョンヨンはセリに対して、ジョンヒョクが北朝鮮に帰ること/セリが意識を取り戻すまでずっとそばにいたこと”を明かし、最後の挨拶をためらうセリに「何度別れを告げても会いたいでしょ?」と背中を押すと、涙を流しながら「そこまで連れてって、すごく会いたい」とセリは返しました。BGMにはSunsetが流れ、なんとも感動的・・

Sunset

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もう会えない?

黄色い線を境に韓国勢と北朝鮮勢が対峙し、人質交換のように互いが線をまたいでいきます。
するとここに遅れて登場したセリが「こんな悲しい別れ方なんて嫌よ」と走り込んでくると、ジョンヒョクは静止を振り切って韓国側の線をまたいでセリを抱きしめます。そんな二人には韓国側と北朝鮮側が拳銃を向けあうシュールな絵...

セリはジョンヒョク達に手錠がかけられていることに憤り、ジョンヒョクに南に残るように言うも「僕は何度も危機を乗り越えてきた男だ」とジョンヒョクは返します。そして、セリが自分のせいでこんなことになっていると言及するも「万が一何か起きたとしても君のせいじゃない。後悔もないし、君と出会えたことに感謝してる。」と返答。泣けるなぁ...

セリは泣きながら二度と会えないことに「どうしよう、会いたくてたまらなくなったら・・」と言うので、ジョンヒョクはおなじみの「会いたいと心から願えばきっと会える。愛してる」と安心させ、二人は引き離されました。

終わりに

スンジュンの思いに対して「待つつもりだった」と伝えたダン、セリを前に「君と出会えたことに感謝してる」ときちんと伝えたジョンヒョク。二人共、思いを口にするのが苦手なキャラでしたが、最終回に来てしっかりと思いを言語化する演出に終始感激しました。