はじめに
スマブラやストリートファイターなど、海外でもプレイされるゲームにおいて海外大会に参加した日本人が「MoneyMatch/マネーマッチ」という用語を何気なく使われます。
一方で日本では聞き馴染みのない用語というわけで「マネーマッチとはなんぞや・・?」という部分について解説しました。
moneymatch:お金をかけた試合(アメリカに多い)
日本では金銭をかけて試合をすることは表向きにはあまりありませんが、アメリカでは大型大会の空き時間などでプレイヤーは当たり前のようにやっています。いわゆる「フリー対戦」時に金銭をかけるものですね。
その流れとしては
- この試合に勝ったらX$とレートを決める(5ドルや10ドルが相場)
- そのお金をお互い出した上で試合を行い勝利した方が総取りをする
ちなみにこの文化としては欧米の中でも差があり、アメリカでは抵抗がないない方が多いもののヨーロッパではこの文化はあまりないんだとか。
法律的な話
日本のeスポーツの大会では以下の法規制によって高額な優勝賞金が出せない・・というのは有名な話。
景品表示法
風俗営業法
賭博罪
マネーマッチがこの「賭博」にあたるかどうかという話になりますが、格ゲーに「偶然性があるかどうか」というジャッジがポイントになります。そして似たようなゲームである麻雀は原則として違法なので、格ゲーのように技量で差があるものに関しても実際問題はグレーで怪しいのでNG・・という解釈になると思います。
終わりに
日本でも優勝賞金100万円くらいの大会が開けるといいですね。ちなみにマネーマッチという仕組みは「無名プレイヤーが有名プレイヤーを誘いやすい」という副次的な効果があるので、ジュースなどを対象にして行われるのであればいいのではないかな~と思ったりもしました。