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【ドラマ/正直不動産】3話のネタバレ感想 : なよなよ旦那が意見を表明するシーンが熱い

はじめに

NHKで実施している同ドラマを見た初見のネタバレ感想を書いてみます。第三話は「信じられるパートナーとは」がタイトルで前回は以下。

二組の夫婦

永瀬財地(山下智久)と月下咲良(福原遥)は、以前永瀬からマンションを購入した夫妻の接客をしています。
その夫婦、当時はラブラブだったものの離婚するということになり、当時組んだペアローンのデメリットである”双方が同意しないと売却ができない”という壁にぶち当たっています。結局、夫側が追加ローンを組めないということで永瀬はこの部屋の売却を急ぐように発破をかけられました。よく聞くペアローンですが、いい勉強になりました。

月下と桐山は社長からそれぞれ店舗物件を任されます。桐山は月下に「勉強させてやる」と自分に同行するように言い、情報を隠したりその物件が人気であるように装うことで物件の売却に成功。一方、月下側の物件の相談に来た老夫婦は夫の退職金を使って妻の夢である駄菓子屋をやるというプランを語ります。それに対し永瀬はいつもの正直風に吹かれ、客単価が低い駄菓子屋で家賃は賄えないことを理由に「退職金をドブに捨てるようなものです」と伝えてしまい、夫側に「妻の夢のためなら退職金なんてどうでもいいんだ!」と怒鳴られました。先程の夫婦と違っていい旦那さん。

月下の過去話

永瀬は売却を急かされた部屋を新婚夫婦に紹介します。
しかし、永瀬はその夫婦に対してペアローンのデメリットを正直に説明する流れで「離婚の可能性を視野に入れていますか?」「格差婚ですよね?」と奥さん側がブイブイ言わせていることをいじってしまい、奥さん側が激怒。格差婚は余計なお世話だわなぁ...。
永瀬は気弱そうな夫に妻への説得を頼みますが、夫は「説得なんて無理です・・」とナヨナヨ状態で帰っていきました。

一方、月下は駄菓子屋夫婦のために賃料の値下げをオーナーである太客(登坂不動産から見て)の”マダム(演 大地真央)"に頼みに行きますが、マダムはそれに取り合わずに「あとで登坂社長にクレーム入れとく」と突っぱねます。
しかしそこで永瀬は正直風に吹かれ、現状寂れている駅で数年借り手がいないことを指摘した上で話くらい聞いてはいいのでは、とつっかかりました。いい先輩やで・・。

そんな月下は、駄菓子屋にイートインスペースを設けることで近所の子供たちの親たちが子供の迎えを待てる場所にする&3年後に大型マンションが建つのでファミリー層が増えるというプレゼン。しかし、マダムは先のことは興味がないと提案を一蹴。

会社に戻った後、永瀬は月下がカスタマーファーストに固執している理由を聞くと

  • 月下の両親は無理なローンで家を買うもお金が行き詰まり離婚した
  • 月下と母親はボロアパートであるも素敵な部屋を良い不動産屋に紹介された
  • その時に「住む人が幸せだなと思える場所がいい家であり、自分もいい不動産屋になりたい」と思った

という話をしながら「社長にクビと言われるまで頑張ります」と力強く言います。ちなみにこの話は桐山も陰で聞いています。

前向きに取り組む月下

話し合い

永瀬は格差婚と暴言を履いてしまった夫妻に対し、当時の入居者である離婚妻の説明と合わせて再度プッシュをしかけます。しかし、妻側が”前の住人が離婚したなんて縁起が悪いので借りない”と言い放たれるも、永瀬は夫側が何か言いたげなことを見抜いた上で「夫婦は対等なんです。お互いの気持ちを話し合ったんですか?」と収入や年齢差で夫側が萎縮している状態ではいつか本当に離婚をすると説教。それに妻は憤慨しますが、夫は嫌われるんじゃないかとためらっていたと前置きしながら「僕はここを借りたい」と意見をします。ここは泣ける・・。

結局は格差婚夫婦は今後はきちんと話し合っていこうと抱き合い、一件落着。
そして駄菓子屋の物件もマダムから値下げを勝ち取り、駄菓子屋のオープンが決定する運びに。
最後は、その準備が進む中で月下が宣伝のチラシを配っていると、月下の過去を聞いたからか桐山はそのチラシ配りを手伝いました。いい話だなぁ・・

終わりに

月下のバックグラウンドもグッときましたが、やっぱり一番は永瀬と格差婚夫婦のやり取り。
永瀬が「このままでは本当に離婚していまいますよ?」と夫婦のあり方について語るシーン、そしてその言葉を受けて旦那側が動くシーンには感動しました。

ちなみに次回予告ではミネルヴァ不動産がいよいよ出てきそうなので、これまた楽しみです。