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【スマブラDX/Melee】ゲームキューブのソフトがなぜ今も人気で大会が開かれるのか?

はじめに

大乱闘スマッシュブラザーズDX(Super Smash Bros. Melee)ですが、2001年に発売されたスマブラの2作目。
そこから大乱闘スマッシュブラザーズX、大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U、大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALと後続タイトルが出ていますが、最新作以外で熱心に開かれているのがなぜか「スマブラDX」

というわけで、なぜスマブラDXが他のタイトルを差し置いて人気なのか・・?という点について調べてみました。

理由1:競技ゲームとしての完成度

本作ですが、ゲームスピードが早い点と技術的なテクニックが多いため、立ち回りの選択肢が多さ故に競技との相性がとても高いです。

後続タイトルでは消えてしまったテクニックである「裏ワザ」はいくつもあり、それぞれに名称もついていて見る人を楽しませます。

  • 空中緊急回避を用いて地上を滑る(絶空)
  • 空中攻撃後の着地直前にボタンを入力することで着地硬直を半減(着地キャンセル)
  • 低い角度でふっとばされた際に地上に向けてヒットストップずらしを行って受け身をとる(床受け身)

一方、次回作であったWii版のスマブラXはゲームスピードが遅くなったりぶっ飛ばし時の硬直が短いため、コンボが入りづらくなりました。そして、上であげた技術的テクニックが廃止されたり、ガードや回避が強化されたことで攻撃をせずに待ち続けた方が有利という構造に。これも相まって、競技として見たスマブラはXよりDXの方が人気になっています。

理由2 : 大型大会での採用

スマブラの大会はローカルで行われていましたが、2013年に"EVO(エボリューション・チャンピオンシップ・シリーズ)"と呼ばれる世界的に知名度が高い大会にてスマブラDXがメイン種目として採用されます。もともと同大会はアメリカで開催されている世界最大級の対戦型格闘ゲーム大会で、鉄拳やストリートファイターなどがありましたがそこにスマブラDXが選ばれたことで「競技としてのスマブラ」が認知されたことも、追い風になった模様。

あとはその他の理由として

  • キャラ数がちょうどいい
  • 飛ばす爽快感
  • BGMにまとまりがある

などなどが挙げられています。

終わりに

結論としては、ゲーム競技として見た時に「ゲームスピードが早い」&「テクニックで差が埋めれる」ということで大会向けだった・・という流れです。そういう意味ではスマブラSPもキャラの調整が神がかっている・・と言われたりするので、息の長いゲームになるといいですね。