本音レビューログ

正直な感想



本音レビューログ

コンテンツの正直な感想と雑イラストが見所。

【ドラマ/正直不動産】6話のネタバレ感想 : 桐山さんの好感度がストップ高

はじめに

NHKで実施している同ドラマを見た初見のネタバレ感想を書いてみます。第六話は「仕事をする理由」がタイトルで前回は以下。

永瀬&桐山

永瀬(役 山下智久)は桐山(役 市原隼人)と共に社長(役 草刈正雄)に呼ばれ、建築条件付き土地の大型案件をタッグを組んで担当するように言われます。後に永瀬は社長にスパイである件を再度念押しするも「まだそうと決まったわけではない」と社長。

登坂不動産社長「(今回の案件)頼んだ」

永瀬は早速作戦を練るためにランチを誘いますが、桐山は「俺は昼飯は一人で食う主義なんで・・」とつれない返事をし、今回の物件は事故物件に近いので営業するだけ無駄と言い切りました。一方永瀬はそれに対して「絶対に売れない物件なんてない。どんな物件にもいいところと悪いところがある。それを客のニーズに合わせて売るのが俺たち営業の仕事でしょ」と返答します。正直風が吹いてないのにそんな発言ができるようになるなんて...。

桐山はその言葉に折れて二人は今回の物件を扱う竹鶴工務店へ行きますが、工務店の社長(役 吉田ウーロン太)は士気がゼロ。桐山は「まともな家を建てるとは思えない。これでもまだ売るつもりですか?」と永瀬につぶやきました。

一方、月下は町内会長の老婦人のもとへあいさつに行った中で老婦人が家を売ってケアハウスに入ろうと考えていることを知ります。それに月下は自分が担当したいと言いますが、老婦人はこの物件は既に桐山に頼んでいるとのこと。が、月下が桐山が作っている資料を見たところ、相場よりも安く売ろうとしていることに気づきます。

元請けと下請け

永瀬は現場を見た上でこのままでは事故物件が建つと見込み、下請け業者の秋川工務店を訪ねて建築プランの見直しを頼みます。が、下請け業者の社長は自分の給料を削ってでも頑張っているがそもそも納期や予算がおかしく「こっちにも限界がある」と厳しく追い返されます。現場の苦労でなんとかしようとするのはどこの業界でもある闇ですね・・。

永瀬はそこからその現場に顔を出して工事を手伝うことでメンバーに溶け込み、それを見た下請け業者の社長も「検討プランを見直したんだろ?(お弁当を)食いながら聞くよ。」と心を開きました。しかし、その案を元請けの社長に持っていくと「あんた何勝手なことしてんの?」とごもっともに大激怒。そして、同じくこの物件を扱うミネルヴァ不動産がこの案を知っていたことを聞かされた永瀬は、桐山にそれを詰め寄りますが、「元請けの竹鶴工務店は腐ってる、下請けが頑張って無駄だ」と逆ギレをされてしまいます。バチバチの喧嘩やで。

桐山のバックグラウンド

月下は老婦人に、桐山が相場よりも安く売ろうとしていると忠告します。そしてその流れで物件は桐山ではなく自分に任せて欲しいと直談判をするも、毎日お昼時には散歩に付き合ってくれることを例に「桐山さんはそんな人じゃないと思うの」と桐山側の肩を持ちました。桐山めっちゃいいヤツやないか...。ちなみにここで月下は老婦人から「14年前にあった欠陥マンションの事件で自殺した下請けの責任者は桐山の父」という話も聞きます。

そんなこともあって月下は老婦人の物件を永瀬に見せると、顧客が売り急いでいる点と面倒な話は業者側に責任を取らせることに着目した上で「不正なんかじゃない。これは売り主のことを一番に考えた上で調整されてる」と桐山の値付けに理解を示しました。そんな話をしていると、桐山が建築条件付き土地をよりよく使う案を持ってきた上で「あとは工務店を説得するだけ。一緒に来てもらえませんか?」と永瀬にお願い。うわー、激アツ展開!

最初は桐山の案に対して怒り狂う工務店の社長ですが、永瀬は告発をチラつかせながら下請けの苦労を含めてブチ切れ。結局はこの案が通り、この工務店は廃業となります。

そして上記にて下請け業者のことを考えて怒鳴った永瀬に桐山は自分の過去を明かしながら、自分の夢はこの業界で実績を作って父親のような真面目な社員が報われる会社を作ることである・・とカミングアウト。永瀬は「そういうこと、もっと早く言ってよ」と口を尖らせました。

そんないい雰囲気の二人ですが、翌日にて永瀬の前で桐山は退職届を社長に提出をします。
なんと、桐山はミネルヴァの社長に「欠陥マンションを建てて自殺した人も息子から客は家を買わない」と桐山の情報をばらまく旨で脅されており、会社に迷惑をかけるわけにはいかないからと説明。それに対して登坂社長は気にしなくてもいいといいますが、桐山の意志は固く、会社を去っていきました。スパイではなく脅されて会っていたってことなんですかね?

終わりに

おばあちゃんの散歩に付き合っているのにそれをあえて言わない桐山のキャラには痺れました。序盤でビラ配りを手伝うシーンなどがあったものの、結局はスパイ疑惑もあったのであれも演技なのか?と思いましたがあれが素の優しい桐山ってことですね。今後再登場するのかは分かりませんが、口はキツイけど根は優しいという最高のキャラ。また出てきて欲しいです。