はじめに
オリエンタルラジオの中田敦彦さんがプロデュースした「漫画xボカロ」のコンテンツである”曼陀羅東京（まんだらとうきょう）”の第一弾が公開。
それを初見で見た感想をネタバレありで書いてみました。尚、あらすじは以下。
2037年、日本は二年前に発生した南海トラフ巨大地震によって壊滅的な打撃を受けていた。復興が急がれる中、テロ組織「VAJRA」が渋谷区の独立を宣言。動き出したのは、内閣府直属の特殊部隊「霊撃隊」の釈迦堂アヤメだった…。
釈迦堂アヤメ
お団子ヘアの釈迦堂アヤメはラーメン屋にて二郎系ラーメンを一人で食べていますが、店内ではニュースで『ヴァシュラと名乗るテロ組織は警視総監を拉致。渋谷区の独立国家承認を求めています』と響きわたります。ちなみにそれを見ている大人たちは「復興で大変な時に・・」と呆れていたりする状況。
するとアヤメはそのままバイクに乗って移動をし、巨大な壁に銃で穴を開けながら通過していきます。それを見た機動隊のようなおじさんは「ケルベロスだ・・」とぼそり。
霊撃退
場面代わって、おじいちゃんのような偉そうな人物がおじさん（大連）に「お前の飼い犬にまかせていいんだな？」と質問をし、それに「はい、そのための霊撃退です」と返答。
すると壁の中に入ったアヤメに場面が戻り、中では先に入っていた”みづ希”という少女と合流。ここでアヤメが悪そうなヤンキー男性と戦闘になりますがアヤメは踵落としを決めてあっさり勝利しました。アクロバットに動くアヤメがミニスカートなのが少し気になるような・・。
ツクモ
ヤンキー男性はボコボコにされますが『ツクモ様はマジモンの天才だ。ここで忠誠心を見せて・・』と考えながらカプセルを口にすると呪霊のように巨大化。呪術廻戦の里香のオマージュ！
しかしここでみづ希が「アヤメちゃんをいじめるな・・」とパンチ攻撃で敵を撃退。このあたりの絵が雑で入ってこない・・。
そしてそれを監視カメラ越しに見ていた先程の「ツクモ様」と呼ばれていた男性は「渋谷になにか紛れ込んだな。ローガイ側につくんなら成仏させちゃうぞ」とつぶやいて第一話は終了。
終わりに
若者がテロを起こして渋谷を独立国家として占拠する・・という設定はおもしろそうでしたが、少し能力モノに寄りすぎていて話が入ってきにくいと感じました。それこそカイジのようなリアルな心理描写を描いた方がおもしろい気がします。
あとは、中田さんの顔がチラつくのでジャにのチャンネルのようにひっそりと匿名でリリースした方が良かったと思いました。音楽/サムネは良い＆漫画もそこそこはおもしろいので、第二話も追ってみようと思います。
