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【ドラマ/正直不動産】7話のネタバレ感想 : 残り三話でミネルヴァとの対決がどうなるのか気になる

はじめに

NHKで実施している同ドラマを見た初見のネタバレ感想を書いてみます。第七話は「過去の自分と今の自分」がタイトルで前回は以下。

スパイは中島

登坂不動産から桐山(役 市原隼人)が去りましたが、登坂社長に呼び出された永瀬はスパイが課長の中島健二であったと明かされます。誰やねーん、そしてやっぱり桐山は情報を流してなかったんですね。

永瀬は課長の穴を受けるために激務モードですが、半年前に担当した顧客が「よくも嘘をついてくれたな」と永瀬を訪ねてきます。そんなシーンを横目に月下は部長である大河真澄’(役 長谷川忍)が同行する中で「永瀬は昔は今と違って嘘ばかりついて荒稼ぎしていた」「自分は社長に救われて恩義がある」という話を聞かされました。

永瀬&榎本

場面変わって、永瀬に対して不信感を持っている銀行員の榎本は、永瀬を連れて自宅の売却を考えている夫婦を訪ねます。
その中で榎本は永瀬が言った”売却は難しい”という言葉を武器に”リバースモーゲージ型の住宅ローン”を提案。夫婦は家を手放さずに済むというメリットに乗り気になりますが、永瀬は正直風に吹かれて「メリットだけ聞いて融資を受けるのは危険」とこのローンのデメリットを話してしまいます。この話を聞いた夫婦は「もう少し考えさせてください・・」とトーンダウンするので、榎本は永瀬を睨みます。いやいや逆恨み感がすごい。

作り笑いをする榎本美波(役 泉里香)

この馬鹿正直具合に怒り心頭の榎本は居酒屋に月下を誘いますが、そこの飲み屋の従業員に永瀬はもともとは正直者だった・・と聞かされます。ちなみにここで永瀬の回想で、永瀬の過去が視聴者に明らかに。

  • 永瀬の家族が悪徳不動産にだまされそうだったが登坂不動産の社長に救われた
  • それに感謝を伝えると「一番儲かったのは私」と返された経験で「お客から感謝されてお金が貰えるって最高」と感激
  • その経験を契機に不動産の勉強を始めて登坂不動産に入社した

と聞かされます。登坂不動産の社長、めっちゃ慕われてるのね。

お客様の幸せを優先する永瀬

永瀬は榎本と共に再度夫婦の元を再び訪ねますが、そこで永瀬は庭に特殊な砂場があることに気づき「この家の庭はアレルギー持ちの孫と過ごせる場所である」ことを見抜いた上で売却を辞めるよう提案。先程とは打って変わり、お客様ファーストの観点で不動産側にとって不利な提案をする永瀬に榎本は驚きを受けます。

後日、夫婦は自分の娘に「砂場があるから家に来ているのではない」「これからは自分のことを優先して欲しい」と説得されたと永瀬に明かした上で売却の意志を伝え、「それを全て永瀬さんにお願いしたい。あなたなら信頼できる」と言葉をかけられました。一話でもあったこの「正直への感謝」のくだりは泣けるな~。

終わりに

やっぱり桐山は何も悪くなかったんですね。今回はミネルヴァの社長が登坂不動産をかなり敵視しているシーンが多々あり、ここの対決と桐山の復帰がどうなるのかが楽しみ。

そして毎度のことですが、永瀬の正直故に信頼されるシーンが見ていてカタルシスで、その現場を見て改めて永瀬に好感度を上げる榎本との恋愛事情もどうなるのか・・引き続き楽しみです。