京アニ放火事件で疑問感じた中学生が発明
ニュースの概要は以下。
- 世界的な発明展で銀賞に輝いた岐阜県中津川市中学3年生がいる
- 発明品は、火災などの際に室内から外せる機能を付けた、住宅の窓に取り付ける防犯用の「格子の柵」
- 室内側の窓の下に「クランプ」と呼ばれる留め具が付いていて中からだけ外せるようになっている
- 車庫を改装した工房で、配管工の父親にフォローをしてもらいながら家族で相談しながら作る
- 壁に穴をあける感覚が、建設業界の人間にまずない発想と有識者は絶賛
きっかけが泣ける
そしてこの案を生むきっかけが「(京アニ事件の火災時に)窓から逃げようとした人が、防犯用の格子柵に阻まれて逃げ出せないことが…。『なぜ、命を守るための防犯用の格子柵が、逆に命を奪う形になっているんだろう』」」と考えたことがきっかけという話。
このニュースを他人事と思わずに考える姿勢こそ、一番見習わないといけないなぁと思いました。
父親の祐樹さんが「びっくりですね。まさか、そこまでいけるとは思ってなかったので」と言えば、母親の頼子さんも「もうやめたら?と思うくらい夜遅くまで続けていた。よくがんばったね、と素直にほめてあげたい」と言います。家族のフォローはあった上ですが、本人も頑張っていたんでしょうね。
最後に
「どんな小さな案でも広げていけば、必ず世の中の役に立つようなものができるので。困っている人のため」
と締める中学生。自分も小さな案から始めていこうと思い直せるいいニュースでした。