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【煙草/タバコ】煙を肺に入れる”肺喫煙”のメリットは?

はじめに

紙巻たばこや電子タバコは、パイプや葉巻と違って「肺喫煙」が主流です。
しかし、タバコに関しても口の中で煙をとどめて肺に入れない、いわゆる「ふかし」という吸い方があるのもまた事実。

一般的には口の中で留めておいたほうが身体には良さそうですが、肺喫煙するメリットはあるのか?というところを調べてみました。

肺喫煙をする理由 : ニコチンの吸収

お酒にはアルコールが入っているように、タバコにはニコチンが入っています。
このニコチンは脳に作用することでアルファ波と呼ばれる「ゆったりと気分の落ち着いたときに現れる波形」が出ます。これがタバコを吸う人が言う、タバコを吸うと頭が冴える/落ち着くという理由ですね。α波は他にも川のせせらぎや鳥の鳴き声、波音などの自然の音を聞くことで脳内に出現するとも言われています。

ここで本題ですが、肺喫煙をするとニコチンをより多く身体に吸収させることができます。
これが肺喫煙のメリットであり、口腔喫煙(口や鼻でタバコを楽しむ)ではニコチンを摂取しづらいのでリラックス効果が大きく低減します。

具体的な話として、煙の中のニコチンは主に肺胞から吸収され、口腔や気道、胃や腸管の粘膜から吸収される割合は肺と比べるとかなり少ない。主流煙の中に入っているニコチンは、煙を肺に入れると50%程度吸収できますが口で留めていると5%程度しか吸収できません。

葉巻やパイプは煙が濃いため、むしろ口の中で留めておかないといけませんが、葉巻やパイプと比べて軽い紙巻煙草は肺喫煙をしないと満足感が得られない・・というわけですね。

終わりに

タバコを口でふかしていると「ダサい」なんて言われたりしますが、どちらかというと薄い煙であるタバコは肺に入れないと満足感を得られない、というのが正しい見方な気がします。

逆に葉巻やパイプは煙が濃いので肺にまで入れてしまうと危険なため、口で留めておく・・というイメージですね。