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【大河/鎌倉殿の13人】8話のネタバレ感想 : この様子を兄上に見せたかったという一言にウルっとくる

はじめに

2022年の大河ドラマであるを初見で見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナー。青字が物語で印象に残った箇所、赤字は私の感想です。

前回は以下。

今回は「いざ、鎌倉」がタイトルです。

ネタバレあらすじ

  • 清盛は頼朝勢を倒す追討軍を放つ
    • 後白河法皇はそれを知って「嫌じゃ!」と言えば側近は信濃(木曾義仲)と甲斐(武田信義)が頼朝と手を結べば勝ち目はあると分析
  • 平家側についていた畠山重忠が頼朝軍に合流を希望
    • 和田義盛はそれを許さないと怒る
    • 頼朝は重忠の到着を歓迎
  • 北条義時は頼朝の命で武田を味方にするために口説きにいく
    • 先に行ったはずの父時政は気乗りがせず油を売っていた
    • 武田信義は北条側の都合の良さに苛立ちながらも頼朝に乗ると返事
  • 頼朝勢は鎌倉に入る
    • 大庭景親は戦況が悪くも頼朝征伐に燃えるが梶原景時はそれに愛想を尽かして出ていく
    • 伊東祐親は平家を待つとこちらも頼朝征伐に燃えている
      • 息子の祐清は"八重と佐殿の仲を裂かなければ"と恨み節
    • きれいな格好での合流を望む政子やりくの着物を求めて義時は梶原景時を尋ね、景時も快諾
    • 政子と頼朝は合流。ちなみに頼朝は前日に別の女性で逢瀬済
  • 伊藤祐清が頼朝勢に捉えられている
    • 義時達は頼朝勢が伊東の館を目指しておりそこに八重もいると聞かされる

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相関図(公式ページより抜粋)

感想

最初に笑ったのは後白河法皇と丹後局のやり取り。いい年こいたおじさんが「嫌じゃ!」「えーい!」と子供のように暴れ、それをお母さんのようになだめる丹後局コンビはおもしろい。ちなみに史実でも丹後局はかなりしっかりした女性で後白河法皇を導いていたんだとか。

丹後局 · 平安時代末期、鎌倉時代初期の女性。後白河天皇の側室となり権勢を振るう。

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後白河法皇(西田敏行 役)がおもしろい

続いて印象的だったのは義経の卑怯具合。
野武士とのウサギを争う流れで野武士の言い分に筋が通っておりのに気まぐれで命を奪うシーンに無邪気故に怖い・・と前回最後の爽やか演出から一転して印象が悪くなりました。

そしてウルッと来たのは鎌倉入りする義時が、義村から「何を考えている?」と聞かれた時に答えた「この様子、兄上に見せたかった」という一言。こういう義時の優しさはいいな~とつくづく思います。

終わりに

いつの間にか頼朝勢が盛り上がっています。何がきっかけでこうなったのかあまりピンときませんが、今回の流れで梶原景時も仲間入りですかね。個人的に渋くて好きなキャラなので今後の活躍に期待大です。