【大河/鎌倉殿の13人】14話のネタバレ感想 : 無下に扱われる木曽義仲が可哀想で辛い

はじめに

2022年の大河ドラマであるを初見で見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナー。青字が物語で印象に残った箇所、赤字は私の感想です。

前回は以下。

今回は「都の義仲」がタイトルです。

ネタバレあらすじ

木曽義仲の子・木曽義高が人質として頼朝側に到着
- 政子と娘は義高の美男子ぶりに目をハートにする
木曽義仲に対して平家は追討軍を送る
- 倶利伽羅峠の戦いで義仲側が勝利
- 義仲はその勢いで京都へ進む
平家側は京都から逃げるために後白河法皇を連れていこうとするも居ないことが分かる
- 代わりに安徳天皇と三種の神器を連れて平家は京都から逃げる
白河法皇は平家を追い出した木曽義仲を労う
- しかし義仲は都のルールに疎く法皇勢から毛嫌いされる
- 法皇から今回の平家討伐に対して源頼朝, 木曽義仲, 源行家という順で恩賞が与えられる
- 頼朝はこれにしてやったりだが義仲は恩賞に興味がない
- 義仲の部下である今井兼平はこれに不満を漏らす
- それを受けて義仲と行家は法皇に会い、頼朝がTopではないと直訴し頼朝の恩賞順序が下げられる
法皇は安徳天皇を諦めて後鳥羽天皇を即位させる
- 三種の神器を取り戻すよう義仲に強く命じる
- 頼朝は法皇に贈り物作戦で心をつかんで東国の管理を任される
- 義仲はその采配に納得がいかず、法皇側の平知康に暴力をふるってしまう
- 法皇は義仲を謀反として断じる
頼朝はそれを聞きつけ義仲の成敗を企む
- 御家人は源氏同士の争いに気乗りしない
- それを受けて頼朝は義経（九郎）に先陣を頼む
- 北条政子は木曽との戦いに反対する
御家人の一部が頼朝に反発していて打倒頼朝で密会をし始める
- 梶原景時がそれを頼朝に伝えるも「リーダー不在」なので心配の必要がないとコメント
- 義時はリーダーの器である上総広常の元を訪ねる
  - 義時は意味深に「誘われたらぜひそちら側について欲しい」と頼む
  - 広常は御家人の集まりに行くと皆は大盛りあがりする

感想

まずは序盤の木曽義仲（演青木崇高）。
本人はさっぱりした性格で恩賞の順位も気に留めないキャラなものの、都では野蛮と捉えられて嘲笑を受けながら扱われるシーンがありました。そして三種の神器の取り返しに苦労しているにもかからわずも法皇には会えず、それを受けて丹後局に一喝されるシーンは不憫でならず、なんとも感情移入してしまいました。

あとは人質の息子がどうなるのか・・こちらも歴史を知らないので気になるところです。

続いて印象的だったのは、今まではグダグダしていた義経の嬉しそうな顔
本人は戦闘狂なのか頼朝からの命令を聞くと感激し、「ひと月のうちに平家を滅ぼしてご覧にいれます」と高らかに宣言。それに頼朝は嬉しそうに笑い、別のシーンにて「強き弟に恵まれ果報者じゃ」と頼朝が義経を褒めるシーンには以下の回にあった兄弟愛が見て取れて嬉しくなりました。