はじめに
2022年の大河ドラマであるを初見で見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナー。青字が物語で印象に残った箇所、赤字は私の感想です。
前回は以下。
今回は「亀の前事件」がタイトルです。
ネタバレあらすじ
- 頼朝の前に御家人達が集まる
- 頼朝は京都からやってきた文官三名を紹介する
- 大江広元, 中原親能, 藤原行政
- 産養(うぶやしない)は乳母の一族である比企能員が任命される
- 神馬を引く役目は畠山重忠と義経が任命されるも義経は嫌がる
- 頼朝は京都からやってきた文官三名を紹介する
- 寿永元年(1182年)8月12日、政子は男子(万寿)を産む
- この子は後の源頼家
- 頼朝は隠れ家で亀と仲良くやっている
- 義時はそれを八重に告げ口する
- りくはそれを政子に告げ口する
- 怒る政子にりくは「後妻(うわなり)打ち*1」を提案
- 後妻打ちはりくの兄である牧宗親が担当
- 亀の家を警護していた義経は「政子のため」と聞いて共犯
- それらが全て明るみになり牧宗親と義経は処分を受ける
- 大江広元が頼朝に「義時は鎌倉殿に忠義を尽くすので手放してはいけない」と助言
感想
まずは冒頭、無事に男の子が生まれました。
前回から周りが男児を産むプレッシャーを与えていて現代の感覚で辟易としましたが、義経から「男か女のどちらがよいのですか?」と質問を受けた政子が「丈夫ならどちらでもよい」と答えるシーンにはなにか救われるものがありました。
続いては頼朝の浮気問題。
それを義時やりくは自分の都合を優先して第三者に伝えますが、結果的にはそれがうまくいかないという展開。結果はどうあれ、人の悪口を伝える行為ってろくなことにならないよな~と思ったり。
そして最後にホッコリしたのは義時と広常。
広常の部屋に書き損じがあるのを見て、孫が書いたのかと思っている義時に「俺が書いたんだよ」とぶっきらぼうにいい、戦ばかりだったので今になって文字を練習をしている・・と語ります。
そんな心情を明かしながら、広常が「人に言ったら殺す」といい、義時は笑顔で「はい」と一言。このなんとも言えない熱い関係にグッときました。
終わりに
最近は戦闘シーンはないですが、こういう政治やら人間関係でバタバタしている様もおもしろくていいですね。今回の話の中で、りくと頼朝は険悪になった関係で時政は鎌倉を離れる・・という件もありましたが本当に消えるのか?個人的には気のいいお父ちゃんという感じで好きだったので、もう少しみたいところです。
*1:後妻打ち : 先妻が後妻の家を打ちこわすと言う都の風習