はじめに
HUNTER×HUNTERのNo.228 10-6＆No.229 10-7 にて旅団のメンバーは流星街に住み着いたキメラアント駆除をしているシーンで、皆がフェイタンの戦いっぷりを語るシーンが熱いので抜粋しながら紹介します。
ちなみに巻数で言うと21巻。
激闘
フェイタンと女王は激闘を繰り広げると、カルト・ゾルディックは「これは一体何・・？」と驚きの表情。
するとそれを同じく見ているメンバーは「だいぶ動き良くなってきたな」「本調子まではまだまだだがな」とフェイタンの強さを見ても当たり前のようにコメント。
そんな様子を見ながらポカーンとするカルトは、『はは、考えられない』と笑うしかない状態で、『レベルが違う』と圧倒されます。
すると遅れてやってきたシズクが合流。皆は「あとはフェイタンだけ」「相手結構強いよ、おそらく女王だ」と報告するや否や「でもフェイタンの動き良くないね」とシズクも同じコメントをするのが笑える。
ラスト
皆はフェイタンが苦戦している様子を見ながらも女王に臆することなく「じゃ、フェイタンが殺られたら次は俺だな」とボノレノフ＝ンドンゴが事も無げに言い、それを悔しがるフィンクス＝マグカブを横目にカルトは『はるか格下だ、絶望的なくらい』と認識しながらも、握りこぶしを作って『でも諦めない』と誓いました。
フェイタンと女王の戦いは、腕を折られたフェイタンが”許されざる者”という痛みを熱に変える技を使って圧殺。
そんな焼け焦げた女王にフェイタンは「もう少しワタシにダメージ与えてればもと楽に死ねたよ」と余裕のコメントをして幕を閉じました。
最後は女王が死んでも元に戻らない人間（キメラアントの残党）から”殺してくれ”と頼まれるも、「最後まで根性見せやがれ！」とフィンクスが叫びながらも内心で『派手に逝けや』と弔うように撃破。後に「今度アリが来たらソッコー始末してやる、二度とあんな後味のワリー殺しはしねぇ」と語って終わり。フィンクスいいやつなんだよなぁ...
終わり
この回のラストは、団長からの連絡がない状況に「ただ待つ身はつれーな」と言ったフィンクスをシャルナークとフェイタンはじっと見つめ、「乙女みたい」と茶化す二人にフィンクスがキレるというユーモアある描写で締まります。
このキメラアントVS旅団、つくづくおもしろいので読んだことは無い方はぜひ。背景のない漫画でもこんなに心が躍るんだなぁ～と驚くと思います。
