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【RIZIN/朝倉未来/クレベルコイケ】三角絞めによる一本勝ちを見た感想 : 見慣れぬ失神映像に衝撃

はじめに

「RIZIN.28」(13日、東京ドーム)のメイン試合である朝倉未来VSクレベルコイケ。
結果はクレベルコイケのサブミッション勝ち、もともと「簡単にタップはしない」と言っていた未来選手は失神で一本負け。

当日は弟の朝倉海が渡部修斗1回3分22秒TKOで破っていたため、兄弟揃って勝利にはならず大晦日とは勝敗が逆になりました。以下は思ったこと。ちなみにWin3で見てからは未来選手のプチファンでした。

クレベルコイケ強い...

試合としては1ラウンド目は互角の攻防、朝倉未来が打撃でクレベルコイケはサイドチョークを狙う展開。
そのまま2ラウンド目にいくと、朝倉未来は抱きつかれててコーナー付近で三角絞め。そしてそのまま失神。
気絶した朝倉未来を審判に見せて早く終わらせようとするクレベルコイケの気配りと、そのまま白目をむく朝倉未来の絵面が印象的でした。

ちなみに、クレベルコイケは2020年12月31日にRIZIN初参戦で、ダースチョークで一本勝ち。続く2021年3月21日もRIZIN.27で摩嶋一整に三角絞めで一本勝ち、そして今回も勝利。柔術界の鬼神という通り名に恥じない強さです。

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クレベルコイケの勝利!

打撃もできて寝技もある、まさに総合格闘ができる選手で、そういう意味では同じく総合格闘家の堀口恭司選手との対戦の見てみたい..。

思ったこと

朝倉海選手の試合はもともと「海選手の勝利」を予想する人が多かったですが、この未来選手の試合は「どっちが勝つのか?」が本当に割れていた試合でした。

そういう試合だからこそ視聴者は惹きつけられ、そういう試合だからこそ結果にしびれる。文字通り命を掛けたファイトに心が打たれました。
巷では「朝倉未来は強い選手には勝てない」「これだからYoutuberは」「チャンスを活かせないよね」と厳しいコメントがありますが、今回は勝ったクレベル選手を讃えたい。解説の方も「ボンサイ柔術すごいですね..」と言っていましたが、絞め技ってキマるとどうしようもないんでしょうね…。

柔道の世界でも「落ちる」という用語があるくらいに頚動脈の圧迫による失神というのはよくある話なのかも知れませんが、なかなか見慣れないショッキングな映像に勝手に衝撃を受けながら、改めて全格闘家のみなさんは本当にすごい場所でファイトしてるんだな~と実感しました。

PS 元気そうで良かった。