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【食戟のソーマ】BLUE編含む最終回の感想 : 全体的にイマイチだったけど”Le dessert”で救われた

はじめに

食戟のソーマ、ついに読破しました。
もともとは結構楽しく読んでいたんですが、連帯食戟での対十傑戦が終わってからはあまりパッとしないな~と思っていたら、そのままBlue編に突入して終了。

あっけなく終わり、一時期の対四宮戦のような感動もないまま幕を閉じたとも思いましたが315話「食戟のソーマ」の次として描かれたエピローグ的な話が結構よかったのでその感想を。

デセール1

田所恵の「創真くんお元気ですか、私達もついに三年生、あの激しいBLUEの日々からもう一年が経ちました」というナレーションから始まります。そして、そのナレーションにて本作の最終回では描かれなかった薙切えりなVS幸平創真はえりなに軍配が上がったことが明かされます。そうだったんだ..

創真はそこから休学して武者修行の旅に出て、それに愚痴を言いつつも創真の周りに居たメンバーが学園の運営をしっかり回す様子が垣間見えます。また、後輩がどんどん入ってきていて、そこには創真にあこがれて定食屋出身の生徒が参入してくる流れができたこと&それを渋る学園理事会に薙切えりなが喝を入れる、という第一話からは考えられない展開があったと田所は回想。

ちなみに薙切えりなは「今夜は食事会の予定があるのよ、おじい様とお母様と・・・」と恥ずかしそうに田所や緋沙子に自分の予定を明かし、BLUE編ではツンツンキャラのえりな母含めたえりな一家が仲良くやっているシーンが入りました。ちなみにショートカットのえりながかわいい...

終わりに

えりな一家の分裂がアットホームになっているという予想外の展開に、読んでいて何か救われるものがありました。
もともとは楽しい学園モノだったのに、BLUEになるとごちゃごちゃした登場人物にごちゃごちゃした展開で全く心が踊りませんでしたが、このハッピーエンド展開は良かった。

食戟のソーマ、前半中盤後半と区切るとどうしても後半がいまいちだったことは否めませんが、そうは言ってもこのエピローグは良かった。という感想は1ファンとして表明しておきます。