はじめに
2022年の大河ドラマであるを初見で見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナー。青字が物語で印象に残った箇所、赤字は私の感想です。
前回は以下。
今回は「幼なじみの絆」がタイトルです。
ネタバレあらすじ
- 源行家は頼朝に所領が欲しいと直訴
- 頼朝はむしろ義円を死に追いやった行動を諌めて鎌倉への立ち入り禁止を命じる
- 行家は木曽義仲の元へ行くと言い残して去る
- 木曽義仲は頼朝の弟の子供
- 行家は義仲に頼朝征伐を煽るも義仲は冷静に否定
- 武田信義が頼朝を尋ねる
- 信義は義仲の不穏な動きをしつこく頼朝に報告
- 頼朝は義仲に人質を求め、その使いとして一行は義仲を尋ねる
- 義仲は我が子を差し出すと応じる
- 頼朝が亀の家を訪ねるとそこには政子がいて焦って去る
- 政子は亀に許さないと睨むも亀は亀で政子に成長せよと叱責
- 政子はそのコメントに納得する
- 頼朝は八重を訪ねるも追い返される
- それを見ていた義時は八重に信濃土産を渡す
- 義時は八重に「八重に振り向いてもらえなくても構わない。後ろ姿が幸せそうならそれで満足」とコメント
- その言葉に八重は心が動き、義時に笑顔を見せる
感想
まず最初に思ったのは木曽義仲の人の良さ。人質としてめんどくさそうな行家を渡せばいいのに、義を重んじてそうはしないやり取りには好感度が上がりました。
続いて、今まではどこかジメッとしているだけだった亀と政子のやり取り。
亀は政子に対して「自分が本当に鎌倉殿の妻としてふさわしいのか、よく考えなさい。足りないものがあったらそれを補う。私だって文筆を学んだのよ」とキツくも温かいエールのような発言があり、それにハッとする政子が「あの、さしあたって何を読めばよいでしょうか?」と敬意を見せるシーンにはホッコリ。こういう女性の助け合いシーン、結構好きです。
そして今回1番泣けたのは最後の義時と八重のシーン。
義時の八重を思う誠意がやっと八重にも染みたのか、去ろうとする義時を呼び止めた八重が「小四郎殿、おかえりなさいませ」と頭を下げ、それに笑顔で「ただいま、帰りました」と返す義時。この小栗旬とガッキーの笑顔と涙のシーン、最高ですね。
終わりに
第一話から八重に思いを寄せていた義時でしたが、ここ数回は少しストーカー気質な行動に八重が引き気味・・というなんとも見ていられない構図でした。が、今回はそれが報われる展開に。
義時と八重がくっつくのは物語のクライマックスかと思っていたので、ここで一気に関係が進んだことで中だるみしないか気になりつつも、ハッピーエンドの回に大満足でした。