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【大河/鎌倉殿の13人】11話のネタバレ感想 : 次回予告が全てを持っていった気がする

はじめに

2022年の大河ドラマであるを初見で見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナー。青字が物語で印象に残った箇所、赤字は私の感想です。

前回は以下。

今回は「許されざる嘘」がタイトルです。

ネタバレあらすじ

  • 八重と義時の結婚の機運が周りで高まる
    • 義時は八重は自分のことを頼りにしてくれているから大丈夫と回答
    • 皆が見守る中、八重が「お断りします」と言ってOP突入
  • 頼朝の命を受けて義時は梶原景時を仲間に誘い、景時は了承
  • 頼朝は義時の働きに”江間”を与える
  • 頼朝は皆を集めて平家をうちいずれ新しい世を作ると宣言
    • 上総広常が御家人を代表し、皆でそれを支えると返す
    • 鎌倉殿(頼朝)と御家人(その部下)という用語が誕生する
  • りくは時政が頼朝にないがしろにされていると怒る
    • 一方で時政は気にせず赤ん坊の娘にぞっこん
  • 平清盛が「頼朝を殺せ」という言葉を残して亡くなる
    • 平宗盛は後白河法皇に政権を返上する
  • 源行家(頼朝の叔父)は頼朝が平家討伐をしないことにイライラする
    • 皆は誰もそれに賛成をしない
    • 義経は義円を説得して行家について行かせる
    • 義円は義経に頼朝への手紙を渡すも義経は見えないところでそれを破り捨てる
    • 頼朝はその行動を知り義経を叱責するも「心を磨いてくれ」と慰める
    • 義円は墨俣川で平家とぶつかり戦死
  • 政子が懐妊をし、皆は男児を望む
    • 阿野全成は親が徳を積めば望み通りの子が生まれるとコメント
    • それを受けて恩赦を与えるムードになり伊東祐親&祐清が恩赦の対象に
    • 全成は千鶴丸を成仏させるために伊東祐親は生かしてはおけないと頼朝に助言
    • 頼朝は善児に頼んで伊東祐親父子を殺害
    • 千鶴丸を殺した張本人である善児は梶原景時の部下になる

相関図より抜粋

感想

まず驚いたのは爽やか義円と陰湿な義経のやり取り。
頼朝に信頼されているはずの義円に対して「手柄を立てないとダメ」と翻弄し、手紙を捨てるシーンには連日の好感度がストップ安。結局、それは頼朝にバレて「愚か者!」と一喝されましたが、義経が光り輝く日は来るのか・・?という楽しみはあります。

義円に期待していた源頼朝(大泉洋 役)

次に印象に残っているのはりくのメンヘラ具合。時政が「政子が男児を産めば~」という件にて「私の血は引いてません!」とヒステリックに叫ぶ感じにはゾッとしました。というより、物語全体として「男の子が生まれなきゃ」という価値観が現代とはマッチせず、全体的に違和感がありますがそれはしょうがないですね。当時の女性は大変だ...。

最後は伊藤のおじいちゃん、退場しちゃいましたね。物語の中では自害したことにされて本当は他殺・・という流れでしたが、史実としては本人が「以前の行いを恥じる」と言って自害したという説もある様です。どちらにせよ、因果応報という言葉の通りで人の恨みをかうことはできないなぁ・・と思いました。

終わりに

物語の中でちょこちょこ色んな女性と逢瀬を楽しんでいる頼朝でしたが、ついに次回予告にて北条政子が頼朝の浮気に怒り狂う演出がありました。そんなこともあって放送直後は第12話のタイトルである「亀の前事件」が早速トレンド入り。

どういうドタバタ劇になるのか、確かに楽しみです。