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【ドラマ/正直不動産】1話のネタバレ感想 : 正直に話してくれてありがとうは泣ける

はじめに

人気コミックが原作の不動産漫画が実写化に。

ドラマは、夏原武さんが原案、水野光博さんが脚本、大谷アキラさんが作画を手がけ、マンガ誌「ビッグコミック」(小学館)で連載中の同名マンガが原作。山下さんは、口八丁で、売り上げナンバーワンを誇るやり手の営業マンだったが、ある日を境に、土地の祟(たた)りによって、うそが一切つけなくなる主人公・永瀬財地を演じる。

今回は同作品を見た初見のネタバレ感想を書いてみます。尚、私は同作品は漫画版の1話だけは読んだことがあります。

優秀サラリーマン永瀬

登坂不動産の営業マン・永瀬財地(山下智久)ですが、身体の関係と思われる女性に金回りがいいことに触れられ「危ない仕事?」と質問されます。すると永瀬は「売ってるだけだから、家」と返します。山Pがイケメン!

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山P演じるイケメンサラリーマン

永瀬が出社すると女子社員にはキャキャーと言われ、口八丁で女性社員の目をハートにします。しかも成績もNo.1ということで、営業マンとしても優秀。そんな不動産会社に新人としてやってきた月下咲良(演 : 福原遥)は、エースである永瀬の下につくことになり、月下はそれを喜びます。

二人はおじいちゃんと娘が持つ和菓子屋を畳む・・という相談を受け、永瀬の賃貸にすべしという口上にのっておじいちゃんは「契約しよう」と話がまとまりました。ちなみに、その永瀬の仕事ぶりを月下は「顧客と誠実に向き合っている」と感激しますが、本人は「嘘だらけだよ」とケロっと漏らします。

嘘がつけない不動産屋

先程のおじいちゃんの土地にて地鎮祭がありますが、そこに建っていた不要な祠を永瀬が破壊すると祟りによって嘘がつけなくなってしまいます。

永瀬は上司の悪口や女性社員の悪口をぶつけまくり周りから引かれていくだけでなく、月下が初めてのお客さんとして真摯に対応していた同年代の女性の物件が持つ闇(オーナーが悪質なので女性が一人で住むにはリスクがあること)についてもペラペラ喋ってしまい、その女性と親は怒り心頭。それを直前まで黙っていたことに対して、月下は永瀬に「見損ないました」と言い放ちます。いや、あんたは教えてくれてありがとうでは・・。

正直でありがとう

悪質オーナーはそのことを聞いて名誉毀損と殴り込んできますが、永瀬はそこでも正直が発動して「あんたみたいなクソオーナー」と煽り返し、過去の入居者の証言もあると強気に返します。めっちゃ丁寧にリサーチしてる永瀬が優秀。

あくまで強気な永瀬にうろたえながら「嘘をつくな!」と叫ぶオーナーに、永瀬は「残念ながら、私は嘘がつけない人間なんです」と決め台詞。

結局は先程の女性やおじいちゃんは契約のデメリットを正直に聞かされて契約が流れそうになりますが、「正直に話してくれて感謝している」「君なら信頼できる」という正直さ故に信頼され、永瀬のクビも繋がったところで第一話は終わり。この改めて感謝されるくだりは泣ける。

終わりに

終始コメディタッチですが、ところどころ不動産用語の紹介もあって勉強になります。
そして、正直に話してしまうことで客は離れかけるも「よく考えたら言わなくていいことを言ってくれた君は信頼できる」と再評価をされる流れには、社会人としても色々と考えさせられる展開でもありました。