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【全裸監督】6話のネタバレ感想:池沢側もやってるんかい

はじめに

『全裸監督』(ぜんらかんとく)は山田孝之主演で2019年にネットフリックスで制作されたドラマですが、同作品を初見で見た際の感想をストーリーのネタバレありで記載してみました。

尚、前回は以下でハワイで一発逆転を狙っています。

ハワイで撮影

川田は村西に札束を渡しながら「出どころは聞かないでください。わがままを聞くのは今日が最後ですから」とハワイでの撮影資金を渡し、ハワイに向かう村西に頭を下げて送り出します。

資金集め担当の川田
ちなみに後のシーンでこのお金はビデオがお蔵入りしたことを気にした恵美からの返金であることが明らかに。ええ子や...

村西達はトシや川田を日本に残してハワイ入りし、ロケのガイドのジミーと車で移動。道中のBGMにはハワイアンの民謡をもじった「やんなちゃった」がかかります。

ヤンナッチャッタ

ヤンナッチャッタ

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  • 歌謡曲
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現地の俳優たちを集めて村西は”女性スパイが悪の組織とエロスで戦う”とストーリーを説明するも意識が低い俳優陣。女性側も村西が英語を理解できないのをいいことに「日本人のアソコは小さいらしいし」と好き放題に愚痴りました。

古谷と武井

トシはヤクザの古谷に面会し、池沢やビデオ規制員会を黙らせて欲しいと頼み込みます。

それに古谷は「ヤクザにそういうことを頼むってのはどういうことか分かっているよね?」とギラつきながらも池沢に勝てる方法があると告げます。古谷は結局どっちの見方なの...?

トシは古谷に連れられてきた場所では無修正裏ビデオの編集が行われていて、そこに池沢が噛んでいることも明かされます。あんたもそっちに関わってるんかーい。

すると場面が代わり、別の裏ビデオの編集をしている団体を警察の武井が摘発。そこのボスから”なぜもっと大きな組織を狙わないのか”と聞かれ、武井は大きなところはもっと大きくなってから潰さないと手柄にならないだろ?と回答。池沢や村西を見逃しているのはそういうこと・・?

ハワイでも逮捕

ハワイでは村西は路上で演者が裸になる場面を撮ろうするも主演女優のアリソンは拒否。そしてそこに現地の警察がやってきてきな臭くなりますが、ジミーはポルノ撮影であることをうまく隠して煙に巻きます。ジミーが優秀。

村西は女優達を説得し、撮影を続行。女スパイを演じるアリソンと男優の絡みを飛行機の中で撮影するという案を実践します。
そして村西は撮影後に「やったぞ~!」と達成感を噛みしめるも、ギャラを受け取ったアリソンは「こんな最低な現場は初めて」「あれじゃ誰も抜けない」と英語で吐き捨てて去っていきました。私もそう思います...。

村西は気を取り直して打ち上げ会場に戻ると、そこにFBIが登場。なんと、ジミーの手引によって村西達は逮捕されてしまいました。尚、ジミーは永住権の欲しさに渋々警察に協力した模様。この村西達の逮捕は"FBI Arrests Sec-film Director on Perl Harbor Anniversity"と報じられ、村西に対して懲役370年が求刑されてしまいました。めちゃくちゃだ..。

終わりに

現地の人との間に入ってよしなに動いていた陽気なジミー、仕事ぶりはかなり優秀ですがここでお役御免なんですかね?いいキャラだったのでまた出てきて欲しいものです。

そして前回までは池沢とベッタリに思えた古谷や武井、少なくとも古谷は池沢の弱みを明かしたということで村西側でもあるようにも見えます。村西を巡る人間模様がどうなっていくのか、引き続き楽しみです。