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【全裸監督】7話のネタバレ感想:古谷がしっかりとヤクザだった

はじめに

『全裸監督』(ぜんらかんとく)は山田孝之主演で2019年にネットフリックスで制作されたドラマですが、同作品を初見で見た際の感想をストーリーのネタバレありで記載してみました。

尚、前回は以下で村西はハワイで逮捕されています。

1億円が必要

ジャズバーにて池沢、古谷、武井はいつもの会合をしています。
武井は古谷がトシと絡んでいることを見抜いており、それについて以下のやり取り。バチバチ感がかっこいい。

武井:村西の相棒をずいぶんと可愛がってるそうだな
古谷:てめえには関係のないことだ
武井:気をつけねえと。余計なものが絡んでくると間違って摘発しちまうかもしれねえから
古谷:サツに脅されるとゾクゾクしてくるよ
武井:だったらもっとゾクゾクさせてやろうか?

しかしそこは池沢が「これからもセッションを続けような」ととりまとめました。

一方その頃、ハワイにて村西は収監されており、その釈放には1億円が必要ということで日本のチームは資金集めに奔走します。川田は黒木香のデビュー作の発売を画策し、トシは古谷と手を組む方針に。川田はヤクザと絡もうとするトシに反対を表明しますが、トシは「お互い自分のやり方で金を集めようぜ」と腹をくくった回答をします。

三田村も自分の企画を売り込もうと各社を回る

川田とトシ

川田はビデオ屋の店長である和田に作品を置いてくれないか頼みますが、規制委員会に目をつけられるとポセイドン企画の作品を置けなくなるという理由で断られます。壁にぶち当たる川田ですが、そこに黒木香が登場。香は母親とも決別し、自分が宣伝担当を担って作品を売り出すことまで提案しました。救世主だ。

一方トシは事務所のマスターテープを無断で持ち出して古谷に渡します。すると古谷は裏の風俗店に連れていき、薬漬けになった女性を性奴隷として調教している現場を見せました。裏の裏...

それに驚いているトシの前で、不正を働いていた部下を刺し殺す古谷。さらに驚くトシに対し、安らかに海の底に沈めてあげたいので「はらわたを抜いておいてくれ」と依頼をし、「お前は俺を裏切らないって信じているぞ」と続けました。いきなり闇金ウシジマくんの世界になってきた。

お帰りなさい

川田は香と先程のビデオ屋に出向き、映像を見せることで改めて和田を説得。川田の「ご納得いただけましたか?」に和田は「十分だ」と笑いました。和田さんかっこいい。
香が全面に広告を担う戦略もあたって和田の店は大盛況となり、和田を脅しに来た規制委員会に対しても和田は「もう時代は変わったんだ」と強気にあしらいます。

しかし、川田だけでは村西を自由にするためのお金には届かないところに、トシはいきなり5千万円の現金を持って合流。トシが闇落ちしてないか心配。

無事に司法取引が成立し、村西は日本に帰国。
サファイア映像の面々や黒木香が空港で待つ中、「みんな、迷惑かけたな」と村西はスタッフと抱き合いました。

終わりに

序盤は警察側の武井とバチバチメンチを切る古谷でしたが、後半は薬に性奴隷に殺人とやりたい放題。かっこいいキャラだったのが一気にヤバいやつという立ち位置に。

そしてそこに入り込むトシが、どうなっていくのか。村西思いの気のいい相棒キャラでいて欲しいものです...