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【鬼滅の刃/刀鍛冶編】8話のネタバレ感想 : 生きている間に感謝を言わないと

はじめに

鬼滅の刃をAmazonプライムで見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナー。青字が物語で印象に残った箇所、赤字は私の感想です。

前回は以下。今回は「無一郎の無」です。

時透の過去

時透は玉壺に閉じ込められていた水から脱出しますが、攻撃を受けた針に細工があったのか痺れて立ち上がれません。
そこに父親からの「無一郎なら大丈夫、さぁ立って」という声と共に回想シーンに突入。

回想では以下が明かされます。

  • 時透の母親は肺炎で死亡
  • 母親のために薬草を取りに行った父は転落死
  • 双子の兄に有一郎がいた
  • 兄は「他人のために何かしてもろくなことにならない」という考え
  • 二人は貧しい中で木を切って暮らしていた

兄(有一郎)

上記の意見を時透(無一郎)は否定しますが、兄は父親や母親を「バカの極み」と蔑み、無一郎に対しても「無一郎の無は無能の無だ」と罵ります。ムカつく〜。

そんな生活の中、二人を訪れてきた女性(あまね)は二人が剣士の子孫であることを告げます。それに無一郎は「剣士になろうよ!」と興奮しますが、ここで兄の怒りが爆発。弟を「楽観的すぎる」と断じ、両親に関しても「具合が悪いのに仕事を続けた」「嵐の中薬草を探しに行った」ことを必死で止めたのに二人の楽観さがそれを無視したと語ります。あれ...いいお兄ちゃんでは...。

仲が悪いままの兄弟でしたが、なんと家に鬼が家に侵入。無一郎が鬼のターゲットになりますが、それを兄(有一郎)が庇って腕を落とされます。しかし、無一郎はそれを見て暴走し、怒りのまま鬼を返り討ち。家に帰ると、瀕死の有一郎は神様に縋るように「どうか弟だけは助けて。俺と違って心が優しい。人の役に立ちたいというのを俺が邪魔した。悪いのは俺だけです」と呟いており、それを聞いた無一郎は涙を流しました。そういう話は生きている間にしてよ〜...

記憶復活

回想が終わり、時透は玉壺と対峙しています。ちなみに時透が水の壺を破って自分の元に駆けつけていることに気づかなかった玉壺は「私が集中していたということだ!よし!」と鋼鐡塚の集中力に対抗しようとしているシーンには笑いました

玉壺は血鬼術(蛸壺地獄)にて蛸の足攻撃にて皆を絡め取りますが、時透は受け取った新しい刀で蛸の足を切り裂いて脱出。そして鉄穴森に対して「俺のために刀を作ってくれてありがとう」と感謝を伝えた上で無事に記憶を取り戻しました。お館様!無一郎はやりました!

終わりに

記憶を失っているというシーンがありましたが、なるほどこんな過去があったんですね。
最初は厳しい兄だな〜と思っていましたが、実は弟の理解者であったことが分かるシーンの数々は、涙なしに見れませんでした。