はじめに
鬼滅の刃をAmazonプライムで見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナー。青字が物語で印象に残った箇所、赤字は私の感想です。
前回は以下。今回は「恋柱・甘露寺蜜璃」です。
甘露寺の過去
前回のラストで恋柱・甘露寺蜜璃が登場。憎珀天に対して「ちょっと君、おいたが過ぎるわよ」と苦言を呈しますが、憎珀天は「黙れアバズレ*1が」と返すので、甘露寺は顔を赤らめながら「私のこと?信じられない。なんて言葉使うのかしら...」と慌てます。面白い。
憎珀天は甘露寺に攻撃を浴びせますが、甘露寺は全身の筋肉を硬直させてダメージを抑えます
ここで甘露寺の回想シーン。甘露寺に対して「君と結婚できるのなんて熊か猪くらいでしょ。そのおかしな頭の色が子供に遺伝したらと思うと、ゾッとします」と言って男性とのお見合いが判断する場面になります。一気に甘露寺さんに感情移入してきた..。
甘露寺は筋力密度が常人以上という特異体質で、力士にも負けない大食いということで周囲の女性との違いに葛藤し、「私、お嫁さんになれるのかな」と父親に相談。父親は「ずっと家にいればいいじゃないか」と笑います。
そんな甘露寺は髪の毛を黒染めし、大食いを隠したままお見合いに。しかし自身に対して『私、一生こうして生きていくのかな。私は私じゃないフリするの?』と自問。ここでハッと甘露寺が目を覚ますと、炭治郎が「甘露寺さんを守るんだ!」と鬼の攻撃から遠ざけてくれていることに気づきます。
それに甘露寺は「みんなありがとう」と感謝をし、「鬼殺隊は私の大切な居場所なんだから」と自分が自分らしくいれる場所が鬼殺隊であると言います。そしてまた回想シーンにてお館様様に「君は神様から特別に愛された人なんだよ。自分の強さを誇りなさい」と語られ、甘露寺は『お父さん、お母さん。私を丈夫に産んでくれてありがとう』と感謝をしました。泣ける〜〜。
逃げる半天狗
炭治郎は半天狗の本体を探す役となりますが、木の中に隠れる半天狗に対して木に噛み付く玄弥。玄弥は鬼を食べることで一時的に鬼の体質になれる能力があるとのこと。なるほど、禰󠄀豆子とはまた違うんですね。
半天狗の本体は木から逃走しますが、そこに炭治郎が「責任から逃げるな!お前が犯した罪・悪行、その責任は必ず任取らせる!絶対に逃がさない!」と炭治郎は叫びました。猗窩座が逃げた時に近い構図だ。
終わりに
ふわふわ系で感情移入しづらかった甘露寺さん。たった少しの回想シーンでしたが、生まれもった素質に悩むも最後はそれを親に感謝するという流れに、感動してしまいました。
回想の中では蛇の柱とも仲睦まじい様子もあり、是非是非幸せになって欲しいところ。結局全部の柱に感情移入できるんだろうなぁ...。
*1:品行の悪い女性。転じて性的に乱れている女性