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【梨泰院クラス】2話の感想(前半):それでも謝らないセロイがかっこいい

はじめに

梨泰院クラスの感想をつらつらと書いています。

前回は以下。お父さんが亡くなってしまいました。

止めに来る警察

主人公セロイは会長の息子グンウォンのひき逃げに怒り、ブロックのような石で殺そうとしますが、駆け付けた警察が空に拳銃を発砲して威嚇。
本人は心神喪失気味に「どうなってもいいんだ」と言いますが、スアは警察にセロイを打たないよう嘆願し、セロイに対しても「おじさんが悲しむ」と説得。結局は、会長の息子に石を打ち付けることはありませんでした。

シーンが変わり、会長の息子に対する暴力が原因か、拘置所のような場所にいるセロイに対して父親である会長は面会に来ます。

セロイとの学校でのやり取りを踏まえて「君にチャンスを。ここで土下座すれば...」と前と同じように頭を下げれば見逃してやるといった趣旨の話をふるも「土下座するのはあんたの息子だ」とセロイは返します。

それを受け「信念や気合いは弱者の強がりに過ぎない」とセロイに伝え、会長は去ります。
会長の悪の親玉感が光る...

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チャンデヒ「妙な意地が生まれてきた。反省しない悪い癖を直してやる。」

会長とスア&息子

別のシーンにて会長は初対面のスアを自宅に呼び、会話の中でスアに対して奨学金を出すことを提示します。それにスアは思惑として「セロイに不利な発言をして欲しいのでは?」と問うも会長は笑い、「若者を助けたいだけ」と返します。ほんまかいな...

ちなみに会長の息子(グンウォン)はスアに興味津々のようで、気があるような雰囲気があります。

また、息子は息子で反省しているのか、セロイと示談することを父親である会長にお願いするも「別の人に罪を擦り付けるからそれでいい」と会長は既に動いている様子。
それに対して、もじもじしながら罪を認めたそうな息子に「示談したら罪を認めることになるが、そうなると後継者はお前にはさせない、愛人との子にする」と悪そうにセリフを言います。グンウォンは、それでいいんだな?と父親に迫られると、あっさり「ごめんなさい....」と引き下がる情けないシーン。

良心で得られるものはない

と会長はグンウォンに言います。

そして、食品会社の会長の息子であれば、鶏の殺し方くらい知っておくべき&部下は犬だと思え、という教えの中で鶏小屋にて鶏をグンウォンに差し出します。
首を捻って鶏を殺してみろと息子に言いますが、グンウォンはそれを嫌がります。いやいやお前人の頭に牛乳かけてたやないか...といきなりのなよなよぷっりに笑えます。

会長は「弱者には同情するな」という教えの元、決心がつかない息子に「やれ!」と強い言葉で言うと、息子はそれに従ってニワトリの首をへし折って殺します。それを見た会長は満足そうに「ひゃっひゃっひゃ~」と笑います。なんやこれ。

セロイは収監

セロイの親父さんがひき逃げされていた件の捜査を担当していた刑事さんは証拠をかき集めますが、長家グループの息がかかった警察上層部はもみ消すモード。結局その刑事さんはそれに従い、グンウォンに対する暴力の件にてセロイは実刑を食らいます。

セロイは刑務所の中に入りますが、同房には何人かの囚人がいます。
そして、入ってそうそう別の囚人に頭をはたかれて土下座を強要されるセロイは、笑いながら「みんな土下座させたがる」とつぶやく。そんなセロイを皆は気味悪がりますが、結局みんなで踏んだり蹴ったりセロイをいじめます。胸糞の悪いシーン...

終わりに

前回の暴行を受けて一気に実刑を食らうまできました。改めて流れが早い。

親の威を借る金髪ボーイグンウォンはサディスティックな雰囲気がありながらも実際はなよなよしている様子。
親からも高圧的に接されていて可哀想な気もしますが、教室でいじめられていた学生が頭に浮かんで全く感情移入できません..。

そして、親にきつく言われてコロッと流される描写は、実刑を食らっても尚、会長に土下座しなかったセロイとの対比として光ります。

後半に続きます。