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【梨泰院クラス】9話の感想(後編) : セロイのいないところで見せた二人の戦闘態勢が最高

はじめに

イテウォンクラス(いておんくらす)のあらすじと感想をネタバレ有りでつらつらと書いています。
前回は以下。イソはセロイを理解できないと飛び出す回。裏切らないかひやひや...。

イソはセロイに宣言&あれは事故?

イソはセロイに、スアと会った際に付き合うとかそういう話があったのか問うも、セロイは「無駄話は..」と遮ります。するとイソは「付き合わないでください。あの女と付き合うならこの店を辞めます」と言い、困惑するセロイが「なぜ?」と聞くと、「分からないんですか?とにかく本気です」とイソ。セロイが鈍感すぎるよ...

また、別のシーンにてセロイがアドバイスをした同じ通りのお店は賑わいを見せつつあり、その話を聞いた金貸しの常連おばあちゃんは「おもしろいね」とニヤリ。

一方、会長の息子グンウォンはスアに懲りずにアプローチをかけますが、スアは前回と同じく冷たくあしらいます。
それを受けて「あの事故は本当に事故だった」とグンウォンは釈明するも、スアは「その後に通報しなかったのも他の人に罪をなすりつけたのも事故?」と問います。

その質問に言葉を失うグンウォンに対してスアは「私はあんたが吐き気がするほど嫌い」」と宣言し、引き止めるグンウォンにスアは「セロイが好きかと聞いたわね?好きよ。」と畳み掛けてスアは去りました。

その仕打ちにグンウォンは一人で声を上げて苛立ちますが、確かに罪を擦り付ける部分は会長の提案なので少し可哀想にも思えてきます...可哀想ではないんですけど。

ビョンホンの握りこぶし

元警察&今はセロイの家に食品を納入しているビョンホンは会長に呼ばれ、長家と一緒にやる代わりにセロイとの契約を切れと迫られます。一方でビョンホンは「破格の条件だが、セロイには借りがあるのでお断りします」と言います。

会長は「そんな情は捨てろ、業界一位の長家を敵に回すと知らないぞ。子供のことを考えて、気が変わったら連絡しろ」と脅し文句を言いますが、ビョンホンは一度は背を向けて帰っていこうとするも、前回専務から「娘がパパを自慢してましたよ」と言われたことを思い出して「セロイには借りがあると言いましたが、それは会長にも関係があります。私はセロイの父親の死亡事故の担当刑事だったが、当時に恥ずべき調査をしました。娘に情けない姿を見せるのは一度でいい。私は堂々と生きたいんです」と手に力を込めながら宣言。

会長は目の前にいる人物が当時の事件担当刑事ということを聞いて、目が泳ぎ動転しながら立ち尽くしました。元刑事さん、かっこいいよ...

イソはどうする?

タンバムに来たグンウォンは、イソをスカウトするために別のカフェに連れ出します。
店に残ったメンバーは口々に「条件が良ければタンバムを去るだろう」「そもそも金のためならタンバムで働かない」と言いますが、セロイは「イソの人生はイソにある。見守るだけだ」と冷静にコメント。

そんなセロイの態度にグンスは「社長にとってイソは従業員なのか?女なのか?」と真剣に質問。ここで回答はなく次のシーンに。

イソはグンウォンからの引き抜き提案を見てにっこりし、「2億くらい欲しいが常務では決められないですよね?」と煽るとグニョンは「2億5千万だそう」と言います。イソは「長家ってすごい!」と目を輝かせると、グンウォンは「人生は誰につくかで難易度が変わる」と言い、イソも同調。気をよくしたグンウォンは、法律をも曲げる権力の例としてセロイとの因縁をもみ消した話を得意げに語りますが、実はイソはそれを録音をしていました。

それを見せられて怒り狂うグニョンに、「こんなバカを見るのは初めて。私は社長を死ぬほど愛しているが、社長の頭の中は長家への復讐で頭がいつもいっぱい。全て忌々しい長家のせいであり、私が全員ぶっつぶしてやる」とグニョンに飲み物をかけて宣戦布告。イソ姉さん疑ってごめんなさい...

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イソ「嫉妬しちゃうわけよ」

終わりに

元刑事のビョンホンさんは会長に、イソはその息子に啖呵を切りました。

主人公のセロイだけでなく、それぞれが当事者として戦いを挑んでいく。
そんな「長いものに巻かれない信念」が見えた熱い二つのシーンで見て心が震えました。

いやー、面白かった。次回も目が離せません。