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【梨泰院クラス】6話の感想(後編) : いよいよ長家に宣戦布告するセロイがかっこよすぎる

はじめに

韓国ドラマ、イテウォンクラス(いておんくらす)の感想をつらつらと書いています。

前回は以下。セロイは長家を超えるフランチャイズを作ることが夢であることを語りました。熱い!

タンバムでバイト面接

イソの助言で、人手が足らないこともあってバイトを雇うために面接を開始。

すると美人女性がバイトの面接に。
セロイとは顔見知りのようで「ソクチョンさんのとこで働いていた」という共通点がある模様。誰それ...?
男性店員スングォンは美人なこともあってメロメロですが、イソはむしろそれに嫉妬してか「結果はお待ちください」と冷たく言い、あとで「不合格。勘よ!」と告げてスングォンをガッカリさせます。

次は韓国人の親を持つ黒人の男性が来ますが、さっきの女性とは一転してイソは「採用!英語ができるし店がグローバルになる」と評価。名前はトニーと言い、タンバムの新しいメンバーになるようです。

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ヘッドホンを首にかけて面接を受けるキムトニー

2回目の好きにならないで

スアとセロイは歩きながら、前回のやり取りでセロイに言われた「自分の人生に忠実に生きることは悪いことではない」という言葉を受けて「私はこれからもそうやって生きる。今まで本当にありがとう。本当に私を好きにならないで」と1話に言ったセリフを再度伝えます。

そんな二人を遠目に見ているのは会長の息子グンウォン。

セロイは脅威ではないと見る会長

グンウォンは、スアと接近しているセロイに敵意をむき出し、長家の会長である父親に対して「僕がセロイをなんとかしようか?」と言うも会長は「働いて金を稼ぐのは誰でもできる。働かずに金を稼げるようになれるかどうかがポイント。10年もあったのに店を1店舗しか構えられていないところを見るとセロイなどなんの脅威にもならない」と言い切ります。それを聞いてグンウォンは嬉しそう。

そしてその流れで、「家柄は悪いがスアは好きになる価値があり、スアとの結婚であれば反対しない」と父親としてグンウォンに伝えます。会長は、”セロイとスアの関係はスアが本当に長家のために尽くすことができるかの踏み絵”として見ていることを明かします。

スアをめぐる事情がセロイに明らかに

イソのつてで、セロイの店が料理店対決番組に出ることが決まりますが、その相手は長家のグンウォン。
するとグンウォンはセロイに「俺はスアが好きだが、スアはお前に同情していることで長家と板挟みになって困っている。」とつっかかります。

結局はセロイの番組出演はなくなり、セロイはイソに「情けないことをした。心に余裕がなかった」と謝ります。
その会話の中でイソは"営業停止の件は実はスアが通報したわけではないこと"を明かします。これを伝える背景に、セロイとの恋争いにスアからハンデをもらっていることが癪に障るというイソの負けん気がイソらしくていいシーン。

それを聞いたセロイはスアの元に走り出しますが、イソはその背中を見ながら「私は諦めません」と心の中でつぶやきます。

セロイはスアに叫ぶ

セロイはバス停にいたスアの元に走り寄り、「自分の身勝手で長家との間で板挟みにさせてごめん」と謝ります。
スアはそれを聞いても心は離れている様子で「行くわ」とバスに乗り込みますが、

もう君を苦しめたくない
長家は俺が始末をし、あの会社から解き放ってやる!

と走るバスに向かって叫びます。

スアは「バカなんだから...」と一言漏らし、涙を流します。感動的...

セロイVS会長

セロイはスアに宣言をしたあと、謎の男性(初めて登場)の元に電話をします。
なんと8年前に父親の保険金を投資ファンドに預けており、当時グンウォンの暴力事件で暴落していた長家の株を買いあさっていました。

この電話口で残りの金も長家に投資することを指示します。このシーンで鳥肌...父親のお金は有意義に使いたいと出所後に言っていましたがこれだったのか…

後日、会長の元に急いで株主リストを持ってくる長家の社員。そのリストには大株主としてセロイの名前があり金額は「19億ウォン」、日本円で約2億円の株主であることが伝えられます。
会長はそれを笑いながら破り捨て、「飯の時間だ」とつぶやき、タンバムに会長がスアとグンウォンを引き連れて来店。

会長は

猫だと思っていたこのガキの眼光を見れば分かる
お前の目標は俺の破滅か、おもしろいやつだ

と心の中でつぶやきながらセロイに歩み寄ります。

するとセロイは「タンバムへようこそ!」と頭を下げます。
会長は「君に会いたかった」と言えば、セロイも「僕も同じです」と返し、向かい合ったまま第六話は終わります。激熱...

終わりに

今回も痺れました。長家の会長は「働かずにお金を稼がないと...」と言っていたことをセロイは長家の株に投資することで既に実践していました。そして、長家を潰すことでスアの板挟みを解消しようとするという構図。

「タンバムをフランチャイズ化して長家を超えるという夢」はお金儲けなんかではなく、自分の父親の敵討ちとスアを愛していることにも繋がるとは...。おもしろすぎる...

次回は新たな仲間の登場です。