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【梨泰院クラス】15話の感想(後編) : 親子のシーンでSomeday, the Boyが流れるのはズルい

はじめに

イテウォンクラス(いておんくらす)のあらすじと感想をネタバレ有りでつらつらと書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

前回は以下。スングォンとスアの好感度爆上げ回です。

夢の中で父親と

セロイは意識不明の状態で、空想の父親と会話をしています。
セロイのお父さんは「生きるって辛いだろ?」と問うと、セロイは「うん。一日も楽な日は無かった。誰かを憎みながら生きることは辛い。」と言い、父親と抱き合います。甘えるセロイに父親は「子供みたいだな」と笑いますが、セロイは「生まれ変わっても父さんの息子でいたい」と伝えます。BGMも相まって感動シーン。

Someday, the Boy

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父親は「こっちに来い、楽になるぞ」と橋を渡ることを誘うも、セロイはイソとの会話で”ツァラトゥストラはかく語りき”の「何度でもいい むごい人生よもう一度」という一節を思い出しながら、「一生苦い夜を過ごしても...いや、違うな。もう苦い夜ばかりじゃないよ。俺を必要とする仲間がいて、彼らと過ごす明日がワクワクするし待ち遠しい。」と返し、「父さんにはもう会えない。この恋しさを胸に抱いて、生きていくよ」と続けます。それを聞いた父親は嬉しそうに笑い、「そういうものだセロイ、それが人生なんだ。生きてさえいれば全てどうにでもなる。」と言い、「これからも信念をつらぬけよ」と言って父親は去っていきます。

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パクソジュン「この橋を渡れば着く」

ここでセロイは目を覚まし、スアとスングォンが見守る中で大粒の涙を流しますが、そんな姿を初めて見たスングォンは『初めて見るアニキの涙。それでもなぜだろう、すごくホッとした』と見守ります。

セロイとスア

セロイはイソ達の元に行こうとしますが、スアは危険であると引き止めます。

するとセロイは「イソが好きかと聞いたな?好きだ。」とスアに伝え、スアは「バカね。あんた以外みんな知ってた。でも行かないで。」と尚止めますが、セロイは「生きるために(イソの元に)行く。怖いんだ、イソに何かあった時、今度こそ潰れる」と言ってスアを振りほどき、スアはその場で泣き崩れます。イソが振られた時も心が痛みましたが、スアが振られるとやっぱりこちらも可哀想...。

どうなるグンス&イソ

グンウォンは父親であるチャンデヒに電話をかけ、「俺は自慢の息子になりたかった。どこで間違えたのかな?」と言いながら、「もううんざりだ。豚野郎(セロイ)の片をつけるよ。止められるのは父さんだけだ。余命僅かな父親に、長男からのプレゼントだ」と伝え、セロイに”父さんが居場所を知っている”とメールを送ります。

ここで、イソの機転で束縛からとけたグンスとイソは知らずに部屋に入ってきたグンウォンを返り討ち。イソはトドメを刺そうとしますが、グンスは「人を殺したらセロイさんは喜ぶか?」と止めます。二人は外に出て逃げ出そも、ちょうどそこに帰ってきたヒフン達と立ち上がってきたグンウォンに挟まれてしまい、チンピラのボスヒフンは「かたをつける...」と呟きます。

会長の土下座要求

スングォンとセロイは会長の元を訪ね、「しらを切るなら警察に行く。彼の居場所は?」と問うと、会長は「俺に土下座できるか?」と逆質問。セロイは過去土下座を強要された場面を思い出しながら『不可能なことがある。死よりも上にあるもの、チャン会長への土下座もその一つだ。』と回想しながらも

セロイの中に変化があったのか『しかし、この瞬間、何万回でもできる。とても容易いことだ。』と言いながら土下座をしようとするシーンでエンディング。

終わりに

イソとグンスが追い詰められてしまいましたが、ヒフンがスングォンとの会話で何かを決めたような雰囲気だったのでそこに期待。
一番の見せ場は、セロイと父親のやり取りですが「Someday, the Boy - Kim Feel -」がBGMに入るところで号泣。音楽のチカラってすごい。

次回はついに最終回。