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【日本株】極楽湯HDの株価が急騰した2016年に何があったのか?爆上げの理由

極楽湯HD

株主優待が嬉しい同社の株、実は2016年に上場来高値をつけています。

当時の株価1500円に迫る勢い。
結局それは一時のことでするすると値を下げましたが、当時何が起きたのか気になる方がいるのでは?と思い調べました。

結論:中国での事業拡大リリース

実は極楽湯HD、海外でも事業を展開しています。
例えば、2013年に上海に1号店を出しているので、日本流の温浴施設を中国に持ち込んだ最初の企業が極楽湯HDです。

中国では温浴施設の脱衣所では唾を吐くという習慣があったのでスリッパを使うのは必須でしたが、極楽湯はあえて料金を日本の3倍&裸足にすることでその不衛生な状況を変革。こういった改革にて上海店は年間40万人近くが来場しています。

そんな極楽湯が中国で流行っている!とビジネス誌などで喧伝され始めたがのがちょうど2016年。
そして「中国3号店のリリース」が発表されると結局は観測的にどんどん儲かるのでは?という期待で1,500円弱まで値上がり。

そういうマジックがあったようです。

極楽湯HDと中国の関係は押さえておきたい

実はコロナにて株価が伸びあぐねている原因はここにもあると思っています。

というのも極楽湯HDの決算を見ると「日本」「中国」の2セクターで報告されています。

実際、コロナの影響で

中国セグメントにおきましては、売上高2,025百万円(前期比54.8%減)、セグメント損失(営業損失)485百万円(前期セグメント利益163百万円)となりました。
中国の業績は、気温が高く推移したことや競合店の影響により、来店客数の落ち込みがみえていたところへ、繁忙期である1月下旬から全店臨時休業を余儀なくされ、セグメント損失(営業損失)が一層増加する結果となりました。

と影響に触れています。

現在は500円弱。当時と比べれば半額以下なので落ち着いていますが、個人的にこの手の綺麗な温浴施設は大好きなので引き続き応援していきたいと思ってます。