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【トンイ】1話の感想ネタバレ(後半) : おもしろいストーリーに今後の展開が楽しみ

はじめに

トンイ(韓国語:동이、英字表記:Dong Yi、漢字表記:同伊)は、韓国MBC制作の17世紀後期から18世紀前期までの李氏朝鮮を舞台にしたテレビドラマで全60話。それを見ながら思ったことをあらすじネタバレありで書いてみました。

前回は以下。トンイのお父さんは見事な検死を披露しました。

尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。

犯人は誰?

トンイパパ(ヒョウォン)の検死を「見事な洞察力であったな」と従事官ヨンギは褒めます。検討がついていたのでは?という問いに、ヨンギは「犯人の検討はついている。私が追い続けた組織かもしれない」と遠い目をしながら返しました。

ヨンギは南人派閥の人間が殺されていることを受け、重役のオ・テソクを訪ね、「剣契(コムゲ)をご存じですか?」と前回登場した忍者のような集団が犯人の可能性があると伝えます。視聴者は剣契がいいものであることは知っていますが...

トンイは宮殿の宴を見に来ると、ソルヒという美人女性に「ドンジュさんの妹ね?」と声をかけられます。
宴のために楽器を弾いているトンイの兄(ドンジュ)にトンイが声援を送っていると、突然「今すぐ演奏をやめろ」と役人がなだれこんできて「この中に剣契がいる、探せ」と取締開始。別シーンでは実際に彼らの家の中から犯行に使われた武器のようなものが発見されるシーンが映ります。
すると場面変わって、オ・テソクは甥のオ・ユンに「時代の流れも読めないのにいつまでも居座れては困る。あのままでは南人が自滅するところだった」と悪そうに話して今回の殺人事件の黒幕がこの叔父と甥の仕組んだことであったことが明らかに。なるほど...

ユンは「有能な従事官ソ・ヨンギを騙し通せるでしょうか?」と心配するも、テソクは「あれには剣契しか見えていない」と余裕綽々。剣契は罪をなすりつけられているんですね。

牌札騒ぎ

トンイ達が前回盗んだ薬菓を取り返しに少年グループは押し寄せ、薬菓を持ってこないと返さないと言いながらケドラという仲間の少年が連れていかれます。
このドタバタの際に、籠から溢れた牌札を見つめるトンイは「その札をおじいちゃんが握りしめていたこと」&「有力な情報をくれれば褒美をやろう」と言われたことを思い出し、その報酬で薬菓を買い戻す作戦に。 

トンイは門の前に居る役人にそのことを伝えると”少女が証拠の牌札”を持ってきたと大騒ぎ。その札はオ・テソクの甥オ・ユンの部下が落とした牌札であったため、オ・ユンは「娘から取り返して始末してこい」と命令。部下たちは急いで駆けつけますが、偶然トンイと会ったソ・ヨンギの手に渡っており「これを必死に探しているのでは?」と見せつけながら「この物を捕らえぬか!」としょっぴいていきます。ヨンギさん優秀....

それを隠れて見ていたユンは「叔父上にこのことを知らせろ」と怖い顔をして部下に命じます。

あんたがトップ?

ヨンギはトンイがヒョウォンの娘と知り、「二度も賤民に驚かされるとはな。実に賢くて見事な手柄であった」とトンイ達に感謝を伝えます。トンイはこの件でヨンギに報酬を貰ったのか薬菓を買い、家に変えると謎の男性に「お前がトンイか?」と声をかけられます。

一方ヒョウォンは帰り道に尾行の輩に襲われるも剣契が返り討ち。そのメンバーは親戚のようで「なぜおじさんが命を狙われるんですか?」と問うと、ヒョウォンは「トンイが危ない...」と同じく証拠を見たトンイの危険を察知。トンイを探すも見つけれないヒョウォンは「号令を出せ、今すぐだ」と言うと剣契がぞろぞろと大集合。

トンイの父は皆から「首長」と呼ばれ、剣契のボスであることが明らかになりました。父ちゃんかっこいい!

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凛々しいトンイ父ちゃん

終わりに

トンイパパが剣契のトップという展開は予想ができませんでした。なるほど、だからヨンギが剣契が怪しいと言っていた際に「そんな理由で人殺しはしないと思う」と言っていたんですね。

おもしろいと聞いていましたが、大河ドラマ並のアクションシーンは冷めてみつつも、ストーリーはおもしろい。
次回も楽しみです。