はじめに
東京五輪大会では「動くピクトグラム」が新規でデザインされていて、ピクトグラムの1つ1つにそれぞれのスポーツの動きをつけています。これがイケていて、青と白だけでスポーツを綺麗に表現する様には感心していました。
そんな動くピクトグラムですが、東京オリンピック(五輪)の開会式にて人がそれを表現するパフォーマンスが披露されて大爆笑。
以下はニュースのネタバレと私の感想です。
開会式で演じられたピクトグラム
青と白のコスチュームを着たパントマイムのパフォーマーたちがリズムに乗りながらピクトグラムと同じポーズを次々にとって静止。そして静止と同時に黒く切り抜かれて音楽が流れる…。百聞は一見に如かず、動画も公開されています。
【NHK】開会式 ピクトグラム50個パフォーマンス! | 東京オリンピック
上記動画は国内で注目を集め、翌日の日本のYouTube急上昇で一位。
また海外からの評価として、中国のインターネット上では「これぞ日本の文化」「独創的でとても日本らしい」と好意的に受け取られ、アメリカのニュース番組でも「言語の壁を越えた息を呑むようなパフォーマンスは語り継がれるだろう」と報道がありました。
ちなみに出演したのはGABEZとが~まるちょばという2つのパフォーマンスチームだったんだとか。
以下は感想です。
思ったこと
たった10分に凝縮された演出、最高に良かったですね。
ネットでは「チープで最悪」という声もあるようですが、新規採用されたピクトグラムを開会式でユーモアたっぷりに宣伝する形になり、個人的にはテレビでそれが映る度に開会式を思い出してしまうくらい衝撃を受けました。
また、仮装大賞を想起させる遊び心が世界から好意的に受け取られていることも誇らしい。
そして、直前に「息ぴったりですね」とアナウンサーの方が言っているのにバトミントンの部分で失敗した箇所は声を出して笑ってしまいました。。
終わりに
長々した入場やパッとしない演出はありましたが、このピクトグラムパフォーマンスは文句なし。最新鋭のドローン演出で見せたテクノロジーではなく、あえてアナログ方向に走ったアイデアには笑いながらも痺れてしまいました。
コロナウイルスの件でバタバタしていた五輪ですが、引き続き一個人としてもこのお祭りを楽しみたいと思っています。