はじめに
準決勝でドイツに２－３と惜敗した日本は８月６日、３位決定戦で韓国と対戦。
結果は
- 第1試合ダブルス：水谷隼/丹羽孝希VS李尚洙/鄭栄植組 3―1勝利
- 第2試合シングルス：張本智和VS張禹珍 3―1勝利
- 第3試合シングルス：丹羽VS鄭栄植 0―3敗戦
- 第4試合シングルス：水谷VS張禹珍に3―0勝利
で銅メダル。
以下は試合内容＆感想です。
試合周りの情報と感想
元々卓球人生の集大成として出場した水谷選手は東京五輪の最後の試合でストレート勝ち。ロンドン大会では銀メダルを取った強豪でもある韓国への勝利に貢献しました。
その時の日本では「#卓球男子団体」がトレンド入りし、その関連ワードには「銅メダル」と「水谷さん」。愛されてるなぁ...
水谷選手は勝利後のインタビューで「今まで練習してきた中でも今日の試合が一番良かったと思う」と振り返り、張本選手は「水谷さんがいての日本男子チーム。最後、決めてくれると信じていた。」＆丹羽選手は「僕がどんなにミスをしても、水谷さんが強気で攻めていけといってくれたので、どんどん調子が出た。」とコメント。水谷選手の慕われ方にグッときました。
ここでおもしろかったのが、インタビュー最後に「最高の後輩たちに恵まれて素晴らしい結果を残すことができたので、今度のパリではぜひ金メダル目指して後輩たちに頑張ってもらいたいと思います」と締める水谷さんに対して「引退させません！」と拒否した張本さん。いいメンバー...
しかし翌日は引退会見として「今の自分としては完全に卓球から離れる。目の影響が大きい。完治するなら40、50歳までやりたい。治療法もない。悔しいけど、自分の冒険はここまでかなと思います」と語った水谷さんでした。
終わりに
水谷選手は以下の混合ダブルスに続く今大会２つ目のメダル獲得で
前回リオ大会のシングルス銅メダル、団体の銀メダルと合わせると通算４つ目。
私も引退して欲しくないものの、おそらく選手で出る五輪はこれが最後。卓球界の先頭を走り続けた、つくづくかっちょいい卓球マンでした。
