はじめに
徳光和夫さんがラジオにて霜降り明星粗品に対して「(粗品は)仕事以外ほとんど競馬のスケジュールを入れてるって、見上げたもんだよ屋根屋のふんどしって感じがしましたね」とコメントしていました。
このあたりが気になってその意味を調べてみました。
ちなみに霜降り明星はラジオで徳光和夫さんの「徳光めにございます」挨拶をいじっているため相思相愛なのもまた笑えます。
見上げたもんだよ屋根屋の褌?
意味を調べてみましたが「人や物が立派なものであるときに、少しからかいながら褒める」というニュアンスのある言葉でした。
要は競馬漬けという生活は”褒めるようなことではない”が”その熱量には参ってしまう”という感じですね。
で、なぜこれがそういう意味になるのかというと人のふんどし(おじさんのパンツ)なんてものは見たくないが、屋根屋が働いているところを見上げると否が応でも目に入ってしまうから。
つまり、見たくない相手でも、屋根の上にいるので見上げるしかない。
このニュアンスが負けを認めたくはないけどこればっかりは負けるよ...という場面で使われているみたいです。
というわけで徳光さんはそういうニュアンスで使ったんですね。
ちなみにもともと江戸時代末期に成立したこの言い回しは、囃(はや)し立てていうという側面もあったようで、「見上げたもんだよ」と相手を良い気にさせて「屋根屋のふんどし」とつけて落とすというパターンでもあった模様。
終わりに
語呂がよくていいですよね。そしてそれがサラッとでてくるのが徳光さんの教養の高さだよな~としみじみ。
霜降り明星はラジオネタがおもしろいので
引き続きウォッチしていきたいです。