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【FF10のストーリー】ネタバレ感想その19 : ロンゾの手のひら返しが高速すぎる

はじめに

観る FinalFantasy X(エフエフテン) HD Remaster〜感動の物語〜

というタイトルの動画が上がっていたのでそれを初見で見た感想を書いていきます。

尚、記事の中でのルールとして青字は映像の中の話で心に残った箇所、赤字は私の感想として心に残った箇所とします。

前回は以下。ティーダ一行はザナルカンドを目指します。

立ちはだかるロンゾ

旅を続ける中でいよいよザナルカンド遺跡に到着。
ティーダはユウナが景色を神妙な顔で見ていたことを振り返りながら『時々あんな顔で風景を見てた。その意味やっと分かったよ、通り過ぎる景色にお別れをしてたんだよな』とナレーション。

一行はザナルカンド遺跡に入ろうとすると、見た目がキマリに似たロンゾの一族が集まってきた上で良心を持っていそうな老師であるケルクは「召喚士ユウナとガードよ、早々に去れ。ロンゾが守護するガガゼド、教えに背いた反逆者に御山の土を踏ませない」と厳しく言います。

それに対してユウナは「わたしは寺院を捨てました。もう寺院の命令に従いません」と反論し、ルールーも「お言葉ですがケルク=ロンゾ様、あなたもベベルを離れたのではありませんか?」と追撃。ケルクは「反逆者の汚名を着せられてなお、シンに挑むと言うか。そこまでして戦うのは何故か?」と問うと、ユウナは「スピラが好きです。ナギ節を待つ人たちにわたしができる贈り物、たった一つの贈り物、それはシンを倒すこと。それだけです。」と立派な回答。ケルクはそれに心を打たれ、「道を開けい、まこと見事な覚悟である。行くがいい、霊峰ガガゼトは汝達を受け入れようぞ」と道を開いてくれました。相変わらず話が分かる老師...

キマリの成長

しかしビランとエンケというキマリの同僚は、「召喚士は通す。キマリは通さない。ロンゾの面汚し」と妨害。以下の回でも絡んできた輩です。

キマリは「登りたければ力を示せばいいのだな」と言い戦闘をし、無事に勝利。
それにビランは「強くなったな。ビランは嬉しいぞ」と告げ、キマリを受けれた上で「寺院からの追手は我らロンゾが食い止める。昔キマリのツノを折った償いだ。召喚士の後ろから来る敵は我らが倒す」とまさかの味方に。それに対してキマリは「ユウナの前に立つ敵はキマリが倒す」と返答。熱い!

ビラン達はユウナに「お前の像ができたらロンゾが磨いてやる」と歓迎ムードで、ユウナの「私は反逆者ですからきっと像は作ってもらえません」という言葉には「ならばロンゾが作る」と大応援団のような立ち位置に。ちなみにこのやり取りにて「(像には)立派な角をつけてやる」「はい、お願いします」というやり取りがあって笑えました。

ブラスカのメッセージ

旅の中、ユウナはブラスカのスフィアを発見。
そこには「やあユウナ元気かい?このスフィアを見る時、お前はいくつになっているかなぁ。ジェクトやアーロンもみんな元気だ。父さん達はとても愉快に旅しているよ、もちろん楽な道じゃないが後悔はしていない」と現状を語りながら、「ユウナも大きくなって自分の道を見つけたらやるべきことをやりたいように頑張ってみなさい。ユウナの未来を作るのはユウナなんだ、思い通りに生きてごらん。それがどんな道であろうと父さんは応援するぞ」と激励のメッセージがありました。いいパパやなぁ...

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ユウナにメッセージを伝えるブラスカ

一行はどんどん進んでいき、リュックはティーダに「山超えたらザナルカンドだよ。ユウナ究極召喚手に入れちゃうよ?」と焦りを伝えるも、ティーダは「なんとかなる。今の俺達は何も知らないが、ザナルカンドへ行けば何か分かるって、きっと。そこから始まるんだ」とフォロー。リュックは「今頼れるエースって感じがしたよ」と茶化しました。

終わりに

最初は攻撃的だったロンゾ軍団が、ちょろっと会話したり対峙すると一点して「ユウナの像はロンゾが作る」という立場になる変わり身の早さがめちゃくちゃで笑えました。

あとはブラスカのユウナに対するメッセージはあたたかく、こういうモノの考え方ができる親は素敵だな~としみじみ。
次回も楽しみです。